ウバザメ

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ウバザメとは、ネズミザメ目ウバザメ科に分類されるサメの一種である。

概要[編集]

全長12mで、ジンベエザメに次いで二番目に大きくなる魚類である。鰓孔は喉から背中まである。

生態[編集]

世界の温帯・寒帯海域に生息しており、日本では北九州・房総半島以北で見られる。

サメの中では、3種しかいないプランクトン食性のサメである。

人間との関係[編集]

20世紀には、肝油や皮を目的に乱獲されていた。

肝臓中には化粧品の材料になるスクアレンが含まれる。

で死体が引き上げられたニューネッシーの正体は、ウバザメであるとされる。

名称[編集]

歯がない無い様に見える点と、鰓孔がシワに見える事から、「ウバザメ (姥鮫)」と命名された。

愚鈍に見えるという理由で「バカザメ」、幼時はふんが尖る事から「テングザメ」という別名もある。テングザメはミツクリザメの別名でもある。英名は「basking Sharkバスキング シャーク (日向ごっこをするサメ)」で、日光浴をしている所を昼寝に例えた名前である。