アカクラゲ

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アカクラゲ(赤水母,Chrysaora pacifica)とは、旗口クラゲ目オキクラゲ科のクラゲの一種である。

概要[編集]

日本韓国を含む太平洋北部に分布する。

傘の直径は、15~21cm。傘には16本の褐色の縞が放射状に並ぶ。

傘の縁から40~50本の触手が付いている。

アカクラゲに刺されると強い痛みが襲われ、みみずばれや水ぶくれになる。

名前[編集]

傘の模様から「レンタイキクラゲ(連隊旗水母)」と呼ばれていたこともある。

長い口腕から「アシナガクラゲ」、乾いた粘液が入るとくしゃみが出ることから「ハクションクラゲ

地方名として「アカンコ(瀬戸内海)」などがある。

有明海では、ビゼンクラゲの事を「アカクラゲ」と呼ぶ。

属名は、ギリシャ神話に登場する神「クリサオール」に由来し、種小名は太平洋という意味。