ひるがの分水嶺公園

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ひるがの分水嶺公園(ひるがのぶんすいれいこうえん)は、岐阜県郡上市高鷲町ひるがのにあるひるがの高原に大日ヶ岳から流れてきた水が太平洋側と日本海側に分かれて流れていく様子が一目でわかるように整備された公園である[1]

ひるがの分水嶺公園入り口
分水嶺を示す石碑


概要[編集]

大日ヶ岳を水源とする庄川と長良川は、大日岳の一部であるひるがの高原(標高約875m)を分水嶺として太平洋側(長良川)と日本海側(庄川)に分かれて流れていく。分水嶺公園は、水が分かれる地点をピンポイントで確定し、太平洋と日本海に水の流れが一目でわかるように整備された公園である[1]

ひるがの高原が高地にあるため、高山植物が自生している。ホームページの記載によると「春は水バショウおよびカタクリ、梅雨にはササユリなどの草花が咲く」とある。また、杉や檜の植林がほとんど行われておらず、原生林の広葉樹(カエデ・クヌギ・ミズナラ・ブネ等)が多いため、紅葉が美しく「岐阜県の紅葉三十三選」に選定されている [2] 。標高が高いため岐阜県内でも紅葉の時期は早い。冬期はスキー場がひるがの高原にはあるので道路の除雪は行われるが、公園前および公園の中については除雪を行わないので積雪時は入れない[3]。また、積雪は2mを越えるので公園内に入っても分水嶺の碑を確認するのは困難で有り、水の流れを確認することも困難である [4]

周辺施設・名所等[編集]

  • ひるがの高原
  • 長良川夫婦滝



脚注[編集]

  1. a b ひるがの分水嶺公園”. (一社)岐阜県観光連盟. 2016年10月14日確認。
  2. 吉川幸一(編)、浅野俊子 亀井智夫 川原和彦 清水きく子 藤本斉 『こんなに楽しい岐阜県の山旅100コース美濃』下、風媒社、2012年6月30日 第5刷発行、1st、83頁。ISBN 978-4-8331-0097-7
  3. 分水嶺公園”. ひるがの高原観光協会. 2016年10月14日確認。
  4. 島田靖、堀内啓介 『新・分県登山ガイド20 岐阜県の山』 風媒社、2014年11月30日 第5刷発行、1st、116-117頁。ISBN 978-4-635-02370-20

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