うらら迷路帖

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うらら迷路帖』(うららめいろちょう、URARA MWIROCHOU)は、はりかもによる日本4コマ漫画作品

概要[編集]

まんがタイムきららミラク2014年6月号から連載されている。

2016年3月16日発売の「まんがタイムきららミラク5月号でアニメ化されると発表された[1]

ストーリー[編集]

山奥で15歳まで育った千矢は、母親を探して占い師の女の子が住む町である迷路町にやってくる。ニナが主人をしている棗屋で小梅ノノと一緒に占師見習いとして頑張るのだった。

登場人物[編集]

棗屋[編集]

千矢(ちや)
15歳になった日に迷路町にやってきて棗屋でうらら見習いとなった少女。明るく行動的。それまでは五殿山(ごてんやま)という人里離れた山奥で育った。迷路町のどこかにいるという母親を探している。そのために一番占になって、伝説の一番占に占ってもらうことを目標としている。
山育ちで動物に好かれやすい性格で、初めて会う動物にも懐かれる。天然で、町のこともよく知らないでいる。謝るときはお腹を見せて謝る。下着をつけてないらしい。服をめくったり脱いだりすることが多い。
髪を切られることを嫌がる。小さいころに髪に絡まって白ヘビをセツが切断したことで、髪の毛を切ると血が出る気がしてトラウマになっている。
紺(こん)
巽屋(たつみや)の一人娘。真面目で占いの知識も豊富。お化けが苦手。
千矢と一緒に一番占になろうと二人だけの秘密の約束をしている。
小梅(こうめ)
雪見財閥のご令嬢。西洋のことが好き。頼られると嬉しがる。
ノノ
ニナの妹。金髪で太眉。小さいころから人見知りで、マツコという日本人形だけが遊び相手だった。千矢たちにも最初は緊張していたが、千矢にはすぐに懐いた。雷が苦手。
姉のことが大好きだが、それに比べて自分は駄目だと思っている。
マツコ
ノノが持ち歩いている人形。ノノと遊んでいるうちにノノの考えていることを話し始め、ノノもマツコの考えていることを分かるようになってくる。そのため、意思のある人形のようになっており、紺や小梅からは怖がられている。人形だが、髪が伸びている。
ニナ
千矢たちを預かる棗屋の主人。28歳。五番札を持つ。茶葉占いが得意。
千矢たちが初めての生徒で、占い師としての授業をしている。

その他[編集]

佐久(さく)
迷路町警ら隊十番地隊長。まじめな性格。エッチなことが苦手で千矢たちの言動に振り回されている。昔は髪が長かったが、入隊した時に切った。親衛隊がある。
弁天(べんてん)
迷路町で一番大きな占者屋の主人。うららではないが、町から商売の許可をもらって占い道具を売っている。
水晶を割ったため、千矢たちを弁償として一か月働かせることにする。だが、サイコロ勝負で千矢が買ったため、水晶のことは水に流した。
セツ
千矢の育ての親。千矢の母親の友達で、母親から千矢が生まれてすぐに15歳まで預かってほしいと頼まれた。
伝説の一番占(でんせつのいちばんうら)
視えないものはないと言われている伝説の占い師。

用語一覧[編集]

うらら
占師。15を過ぎた少女のみがなれる。占師の免許には一番から十番までの位がある。昇級試験に合格すると位が上がる。十番から八番までの間は茶屋で修業し、七番占(ななばんうら)から仕事の依頼を受けられる。茶屋の主人になるには五番札以上を取得する必要がある。
神様に力を借りて占いをしている。迷路町の神様について占うことは禁忌とされており、やると占う力を一生奪われると言われている。
迷路町
うららと呼ばれる女だけの占師の町。一から十までの番地がある。うららは自分の札と同じ番地までしか入ることができない。町の奥に入るには占師としてのレベルを上げなければならない。女であれば、町から商売の許可を得ればうららでなくても住める。
棗屋(なつめや)
四代続いている茶屋。ニナが主人をしている。

単行本[編集]

まんがタイムKRコミックス芳文社)より発行。

タイトル 初版発行日 ISBN 備考
うらら迷路帖 1 2015年2月11日(2015年1月27日発売) ISBN 978-4-8322-4517-4
うらら迷路帖 4 2017年2月11日(2017年1月27日発売) ISBN 978-4-8322-4796-3
うらら迷路帖 6 2018年11月9日(2018年10月25日発売) ISBN 978-4-8322-4987-5

脚注[編集]

外部リンク[編集]