あんぐら

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あんぐら』(angura)は、ちざきゃによる日本4コマ漫画作品

概要[編集]

まんが4コマKINGSぱれっと』2008年2月号から2010年4月号まで連載された漫画作品。ちざきゃの経験の一部を漫画化した。

ストーリー[編集]

河根荘には五十嵐結衣春日井陽菜八重樫莉緒宇佐美未来という4人の漫画家がいた。作家ではない大学生の小野塚啓太も幼馴染の結衣の原稿を手伝わされたりするのだった。

登場人物[編集]

五十嵐 結衣(いがらし ゆい)
専門学校を卒業して美少女ゲーム系アンソロジー作家となる。ペンネームは「いがラッシュ」。髪はポニーテール。
プレッシャーがかかると胃痛を起こす。コミケの売り子をしたときにはお釣りの額を間違えて書籍整理に回されたりしている。
啓太に一万円を借りており、返すように催促されているが返していない。幼いころに人魚姫の話をハッピーエンドにした話に変えて啓太に話したところ、褒められたことがある。
小野塚 啓太(おのづか けいた)
結衣の幼馴染の大学生。河根荘唯一の男子。よく締め切り間近になった結衣の原稿を手伝わされている。
特殊な趣味はないが、エッチなことは嫌いではない。時々陽菜のお色気シーンに遭遇して鼻血を流したりしている。
春日井 陽菜(かすがい ひな)
コンシューマーゲーム系アンソロジー作家。啓太の大学の後輩。眼鏡をかけている巨乳の女性。ゲーム好きで、ゲームの話になると熱中してしまう。
内気な性格で他人とあまりかかわらずに漫画やゲームばかりしていたのを両親が心配して、進学を機会に河根荘に住まわせた。不安だらけの一人暮らしだったが、啓太となんてことない会話をしたことで不安が消える。啓太とカップルのように買い物をしたいと思っていたところで、結衣にエロゲーを買ってきてと頼まれたが店に入りづらそうにしていた啓太と会って店に同行して、ゲームを代わりに買う。そのことで帰りに二人で食事をしている。
八重樫 莉緒(やえがし りお)
ショタ系アンソロジー作家。物静かな女性。ショタ好きで、河根荘に住むことを決めたのも目の前に保育園があるというのが大きい。ショタ系の妄想をしたり、男児を眺めると鼻血を出す。嘘や手抜きはよくないとはっきり言う性格。
一人っ子で弟が欲しいと思っていて、学生の時にみたショタアンソロジーで理想の弟の姿があったことで男の子の漫画を描くようになる。啓太にお風呂で裸を見られても隠さずに堂々としていた。自分の体を魅力的だと思っておらず、啓太に魅力的と言われた時には笑顔を見せている。毛の生えた男には興味がなかったが、啓太に莉緒姉さんと呼ばれるのは気にいったらしく、一カ月ほどその呼び方をさせている。
宇佐美 未来(うさみ みく)
男性向け(触手系)アンソロジー作家。小さい女の子のような見た目だが、河根荘で一番の年長者。
高校生の時に友達と海に行ったときに他の子は男の子に声をかけられたのにお子様体形の自分だけが相手にされず、一人で岩場で遊んでいたらイソギンチャクを見つけた。そこで一緒に遊んでいるうちに触手が大好きになり、触手漫画を描くようになる。そして、ビキニを着ればいけるのかと啓太たちと海に行ったときも結衣たちしかナンパされず、落ち込んで一人でイソギンチャクで遊ぶ。落ち込んでいる未来をみた啓太はナンパのまねごとをして、二人で海で遊んだ。
五十嵐 弥生(いがらし やよい)
フルデジタル原稿のイラストレーター。ペンネームは「いがらしゃ」。小学校の時に結衣とクラスメイトだった。結衣とはよく張り合っていた。
即売会で結衣と再会。お互いに殴りあいをしたりしてスタッフに怒られている。
東川(ひがしかわ)
壱迅社に勤めている結衣の担当編集者。誤字脱字の多い結衣のネームを手直ししている。

用語一覧[編集]

河根荘(かわねそう)
共同生活式の小さなアパート。住人にはアンソロ作家が多い。

単行本[編集]

4コマKINGSぱれっとコミックス一迅社)より発売。

タイトル 初版発行日 ISBN 備考
あんぐら 1 2009年7月5日(2009年6月22日発売) ISBN 978-4-7580-8045-3

外部リンク[編集]