麻雀

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちが麻雀の項目をおカタく解説しています。

麻雀(まーじゃん)とは、136個の「牌」というカードの代用品を用いて行う室内ゲーム(卓上ゲーム)。主に4人で行うが、三人で行なう場合もあれば、麻雀牌を使ったソリテア(コンピュータ・ゲーム)もある。

概要[編集]

タロットトランプ(ラミー)と花札が混在したようなゲームである。中国発祥と云われるが、日本で現在のような形に整理されたらしい。なお、日本麻雀連盟の初代総長は作家の菊池寛。
萬子(マンズ)・筒子(ピンズ)・索子(ソーズ)の三種で1から9までの数牌、「東南西北白發中」の九牌をそれぞれ四枚づく、計136牌をそれぞれ使ってプレイする。このあたりはタロットの小アルカナと大アルカナと似たシステムである。プレイのルールはトランプのジン・ラミーに似ており、役があるところは花札に似ている。
戦後になって進駐軍の軍人にも広まり、「七対子」「南北戦争」などの役ができた。

児童用玩具[編集]

麻雀のルールを児童用に簡略化したもの。専用のゲームとして販売されている。

  • 『ポンジャン』
  • 『ドンジャラ』

シャッフル(洗牌)なのと配牌のときに積込み(イカサマの一種)を行なうものもいるため、近年の雀荘などでは自動卓が用いられる。また点数計算が面倒臭いため、パソコンを用いたオンライン麻雀も近年では多い。なにより面子が揃えやすい。ただし画面は大きくないと見づらい。GUIの向上が望まれる。
一人でもプレイできるパソコンゲームもあるが、

  • 他のプレイヤーの顔が見えない
  • 積込みはやり放題だしサイコロの出目も自由自在なので、いまいち不安。

である。また、麻雀は組合せの数が膨大なので思考アルゴリズムの開発が困難であるため、一般的には積込でごまかすという事情もある。

ゲームソフト[編集]

  • 『マージャン』。任天堂が発売するゲームソフト。1983年8月発売。

ソリテア[編集]

  • 『上海』

関連作品[編集]

  • 阿佐田 哲也(色川武大)『麻雀放浪記』(小説。原作・原案としてコミックス化や映画化もされた)
  • 片山まさゆき『ぎゅわんぶらあ自己中心派』(コミックス)
  • 桜井章一「運を支配する」(幻冬舎)、「人を見抜く技術」「負けない技術」(共に講談社)。啓発本
  • 吾妻 ひでおやけくそ天使』(お色気漫画だが麻雀の話題は多い。巨大パイで麻雀をする回がある)
  • 能條純一哭きの竜』 (劇画)
  • 西原理恵子まあじゃん放浪記』 (彼女の出世作となった作品)

←→
曖昧さ回避のページです。
「麻雀」は2つ以上の意味に使われる言葉のため、異なる用法を一覧にしました。お探しの内容に近いページをお選び下さい。