2次元

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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2次元(2じげん)とは、次元が2である、つまり場所を指定するのに二つの数字が必要となる空間の事である。2つの数字で場所が特定できるということは、それは平面である。平面なのに空間とは奇妙に思えるかもしれないが、数学において空間とは「何らかの広がりを持つ空間」を意味し、次元とはその広がりを示す数値のことなので、「広がりが2である空間」という意味で「2次元空間」という言い方をすることに何ら問題はない。なお、曲面も2次元ではあるが、平面と曲面といった区別は3次元以上から見たからこそできるもので、2次元空間に住む住人がいたとすれば、この世はすべて同じ面にしか見えないであろう。2次元においては、三角形というように、初めて「形の違う図形」というものが出てくる。また、一般次元多胞体(2次元では多角形)というものが意味を成す最初の次元でもあり、しかも、正多胞体(2次元では正多角形)が無限種類存在する唯一の次元でもある。

通常の次元 0次元 - 1次元 - 2次元 - 3次元 - 4次元 - 5次元 - 6次元 - 7次元 - 8次元 - 9次元 - 10次元 - 一般次元
特殊な次元 2.5次元 - フラクタル次元