飛鳥建築

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もしかして: 飛島建設

飛鳥建築(あすかけんちく)は、飛鳥時代に出現した寺院の建築様式の一つ。隋時代の中国大陸や三国時代の朝鮮半島の影響を受けて日本独自に発展した。

飛鳥時代の建築で現存するものはないが、白鳳時代に飛鳥様式を模して建てられた、法隆寺西院伽藍や、法起寺三重塔などが現存し、山田寺の出土部材などから推定することができる。また、太平洋戦争中に落雷で焼失した法輪寺三重塔はこの様式の建築中最古のものであった。