観智院客殿

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観智院客殿(かんちいんきゃくでん)は、京都府京都市南区八条通大宮西入下る柳原町の観智院内の書院。国宝。

単層、入母屋造、妻入、正面軒唐破風付、総銅板葺の客殿で、桁行一間、梁間一間、切妻造の中門が附く。慶長元年(1596年)の慶長伏見地震で倒壊後、慶長10年(1605年)に建立された。内部の上段の間には、宮本武蔵の筆とされる鷲の図、竹林の図が描かれている。 僧侶の私房の様子をよく示す遺構として貴重である。国宝の光浄院客殿勧学院客殿、重要文化財の護国寺月光殿とならび、当時の上流階級の住宅形式を示す桃山建築である。

観智院は、南北朝時代延文4年(1359年、正平14年)に杲宝により東寺の子院として創建された。