行願院仁王門

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行願院仁王門(ぎょうがんいんにおうもん)は、岡山県倉敷市西岡の八脚門。倉敷市指定文化財。

桁行3間、梁間2間、切妻造、本瓦葺の三間一戸八脚門で、欅材の円柱を用いている。左右に脇間のある様式で、両脇間は前後に分かち、後室に仁王像を祀る、宝島寺仁王門に似た形式である。市の文化財に昭和43年7月19日指定された。昭和52年(1977年)度に行われた保存修理で墨書が発見され、江戸時代の慶安元年-慶安4年(1648年-1651年) にかけ建立されたことが判明した。この時、あわせて本堂南方の現在地に移築された。