蓑毛大日堂

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蓑毛大日堂(みのげだいにちどう)は、神奈川県秦野市蓑毛字上川原の宝蓮寺内の仏堂。登録文化財。

享保14年(1729年)に建立された桁行四間、梁間三間、単層、寄棟造、妻入で、一間向拝を付けた近世建築で、内部は中央柱を境に外陣、内陣に分かち、内陣中央間背面に厨子、両脇に仏壇を構える。組物は尾垂木付二手先とし、向拝の手挟の牡丹彫刻等華やかに飾られる。大山の登山口で敷地中央に南面して建ち、山岳信仰の拠点として信仰を現在も集める。平成29年(2017年)10月27日、文化財に不動堂地蔵堂仁王門とともに登録された。