福智院本堂

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福智院本堂(ふくちいんほんどう)は、奈良県奈良市福智院町の福智院にある仏堂建築。奈良時代聖武天皇の勅願で玄昉が清水寺に建立した経蔵を再興したものという。

鎌倉時代建長6年(1254年)に建立された単層裳階付きの仏堂建築で、外観は新和様であるが内陣の一部には天竺様が採用され、広がりがあり上下に高さを感じさせる空間となっている。内部には、建仁3年(1203年)に造立された木造地蔵菩薩坐像と、伊勢から明治時代の神仏分離の難を逃れて持ち込まれた宝冠十一面観音像、南北朝時代の造立になる中興の興正菩薩像を安置する。