生善院観音堂

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生善院観音堂(しょうぜんいんかんのんどう)は、熊本県球磨郡水上村大字岩野の仏堂。重要文化財。相良三十三観音二十四番札所。

桁行三間、梁間三間、単層、寄棟造、茅葺、向拝一間、こけら葺で、人吉藩主の相良氏によって寛永2年(1625年)に造営されたものである。内部に厨子を安置し、厨子、須弥壇等、内部外部ともにすべて漆仕上げとし、彫刻等に極彩色や金箔を施した豪華な造りになる。保存状態もよく、近世前期の熊本地方の仏堂を代表し価値が高い。相良家を祟った化け猫である玉垂の怨霊を供養するために建てられたといわれ、狛犬の代わりに狛猫が山門の両脇に建ち、化け猫となった猫の供養墓が裏手に残る。