琉球村旧大城家住宅主屋

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琉球村旧大城家住宅主屋(りゅうきゅうむらきゅうおおしろけじゅうたくしゅおく)は、沖縄県国頭郡恩納村字山田の琉球村に昭和57年(1982年)に糸満市兼城から移築された民家。登録文化財。糸満に移築される前は首里にあり、王府の重臣である与那原親方の邸宅であった。

寄棟造、赤瓦葺の木造平屋建で、東方に6畳間の一番座二番座を並べて北方に裏座、西方に三番座および台所を配する。東面と南面の雨端は土庇状とする。与那原家は首里士族の家系で琉球王府の大臣職を務めた。