玉木クラスタ

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玉木クラスターから転送)
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玉木クラスタ(たまきクラスタ)は、国民民主党代表玉木雄一郎を主にSNS上で応援する人々に向けて使われるスラング。玉木本人を示す言葉でないことに注意が必要

概要[編集]

概ね、野党支持者のうち玉木の政策に自身の信条・主義主張が反すると感じる者が「本来左翼思想であるはずの人間が、保守に迎合した政策を取る玉木をなぜ支持するのか」と憤慨して彼らを批判する際に用いるようだ。以下に示すように、主に立憲共産支持者の界隈で生まれた用語であるように見受けられる。なおウィキペディアには「玉木クラスター」の記事名で投稿されたが削除されている。

ウィキペディアに投稿された「玉木クラスタ」とは[編集]

概要[編集]

玉木クラスタは国民民主党ではなく玉木代表個人を熱狂的に応援している人々の総称であり、2020年6月頃よりSNS上(主にはtwitter)で使用されるようになった言葉である。玉木クラスタ自体には評価の意味合いはなく、純粋に玉木氏を応援する人を指すこともある。略称、玉クラ、玉くら

特徴[編集]

玉木クラスタ(以後、玉クラ)の特徴を政治系インフルエンサーのchocolat氏は、著しい人権意識の欠如、過剰な立憲嫌いと反共思想、自民維新支持者との親和性の高さ[1]三点を兼ね備えている玉木氏支持者のことを指すと定義した。また玉クラは、中高生、大学生を中心とした若年層が多いとの指摘もある。実際玉木チャンネルで玉木氏が視聴者にプレゼント企画を行った際には、10代から30代までの応募者が多かったことからも若年者の支持が多いとの分析は一定程度信頼性が担保されている。

行動様式[編集]

玉木クラスタの特徴として3点があるがこの特徴はネトウヨと一致しており、中道左派の国民民主党とは理念が一致しないはずである。しかし玉クラは、玉木氏を筆頭に国民民主党を応援する逆説的な行動を取っている。これは玉木氏が2019年7月25日に公開されたネット番組において「生まれ変わった。憲法議論を行なっていく。」と宣言したこと。反緊縮政策を掲げており、経済政策が保守層と一致すること。(れいわ新選組が、保守層の一定程度から支持を得ている構図と同じである。)玉木氏が官僚出身であり質疑内容と質疑への姿勢が他の野党と比べ相対的に充実していること。批判だけの野党とのイメージとは異なる提案型の政治を忠実に実行していること。反共勢力であること。

以上のことが、玉クラを産み出した原因である。特に玉木氏が、旧民主系の護憲派のイメージから脱却したのはネット番組で「生まれ変わった。憲法議論を行なっていく。」と宣言した後からである。この玉木氏の行動が、保守層の支持を取り付けたとの見方が有識者から上がっている。

批判[編集]

玉クラへの批判は3点に分かれており、事実に基づかない情報発信をすること。攻撃性の高さ。玉木氏を政治家というよりアイドルとしての対象にしていること。事実に基づかない発信に関して、玉クラは事実ではない憶測で情報を発信し謝罪をした経緯がある。2点目の攻撃性の高さに関して、例えば立憲民主党やその支持者への容赦のない攻撃方法が挙げられている。3点目は、玉木氏は政治家という立場であり公権力をになっている一員である。それゆれ国民は政治家を合理的に監視をしなければならないにもかかわらず、政治家をアイドルのようにみたて行うことに無条件で賛成するのは近代社会の成り立ちを否定するものである。

以上のような批判が玉クラに集まっている。

備考[編集]

「玉木クラスタ」なる言葉が広まった後、立憲民主党と国民民主党が合流し、新・立憲民主党が結成された(2020年9月)。玉木、前原誠司山尾志桜里らは新・立憲民主党に参加せず、新・国民民主党を結成し、玉木が代表に就任した。国民民主党については「国民民社党」と揶揄されることもある。

出典[編集]