気多神社本殿

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気多神社本殿(けたじんじゃほんでん)は、石川県羽咋市寺家町の社殿。重要文化財。

桁行3間、梁行4間、総欅造の両流造で、正面に向拝1間を付け、4周に高欄付きの縁を廻らせる。平面に極めて重要な特色があり、外陣、中陣、内陣の3室に分かち、内陣は奥2間とし、その前方1間を囲い神座とし、後方1間を御納戸と称する特異な形態をとり、神仏習合時代の影響を濃厚に伝える。棟札により建立年代が天明7年(1787年)であることが知られ、大工は清水次左衛門峯充である。妻に彫刻を多用しながら過多には陥っておらず、細部は古式であるが、蟇股等は天明年間頃とは思われものである。重要文化財に昭和57年6月11日指定された。なお、両流造は、この本殿の他は厳島神社にしか見られず、類例が乏しい希少な様式である。