本證寺本堂

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本證寺本堂(ほんしょうじほんどう)は、愛知県安城市野寺町野寺にある仏堂。愛知県指定文化財。

歴史[編集]

寛文3年(1663年)に完成しており、本證寺の建造物群の中でも最も古い。桁行7間、梁間9間、入母屋造、本瓦葺で、柱は来迎柱が丸柱である他は角柱を用い、外陣内は1間毎に柱を立て、小壁を下ろす等閉鎖的で古式な邸宅風である。前方桁行7間、梁間4間部分が外陣、その奥奥行2間を矢来内とし、外陣、矢来内の正側三方を吹き放ち広縁を設ける。矢来内後方の中央には3間四方の内陣、その両脇に余間、落間を配する。大規模修理が宝暦年間、江戸時代後期、明治時代、近年の計4回行われている。県の文化財に昭和49年(1974)4月10日に指定され、平成6年から平成9年にかけて保存修理工事が行われ、ほぼ建立当初の姿へ復元された。