本番環境

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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本番環境(ほんばんかんきょう)とは、ウェブサイトや各種のサービスで、実際にサービスを提供しているシステムを指す言葉。反対に、実際にはサービス提供用に使われず、新機能の開発や試験に使われるシステムを、開発環境とか試験環境とか呼ぶ。

言うまでもなく、操作のテストなどは開発環境で行い、動作を確認したあとに本番環境に適用するべきで、試験を省いておかしな操作を実行してしまうと、実際にサービスで用いるデータが飛んだり、サービスが停止してしまうこともある。とはいえ人的ミスは無くならないのでバックアップはしっかりという話でもある

ちなみに開発用の試験環境のつもりが上手く動いたのでそのまま本番環境に仕立て上げるというおかしな話もあるようで、2ちゃんねるにおけるスレッド閲覧等の操作用URL「/test/read.cgi」のtestはその名残であると噂されることもある。

例文[編集]

悪い例[編集]

  • 練習環境と間違えて、本番環境を初期化してしまったが、上司に怒られたくないので黙っておこう。
    • 本当に練習環境か確かめましょう。本番環境にダメージを入れてしまったらすぐに報告しましょう。
  • 開発チームの全員が本番環境にアクセスできるので、スピード感を持って新機能をリリースできます。
    • 情報流出等を防ぐため、本番環境へのアクセス権は必要な人にのみ持たせましょう。
  • 本番環境のデータベースを渡しておくから、家で対象顧客のリスト作って、メールしてくれる?
    • 個人情報等の流出を防ぐため、重要なデータを持ち出さないようにしましょう。