本山寺仁王門

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本山寺仁王門(ほんざんじにおうもん)は、岡山県久米郡美咲町定宗の八脚門。岡山県指定文化財。

入母屋造、檜皮葺、三間一戸八脚門で、大棟には桟瓦で葺いた箱棟が載る。江戸時代の貞享3年(1686年)に山之上村(現在の町内高城)の石戸氏の寄進で建てられたものである。後世の改変も多いが、軸部はほぼ当初のままで、虹梁や木鼻の絵模様が江戸時代前期の特徴をよく表し、全体的に均整のとれた優雅な門として知られる。県の文化財に昭和34年3月27日指定された。元禄14年(1701年)の記録によれば、仁王門と同規模の門が本山寺内に2か所にあったとされるが、現在は北側の1棟のみ残る。