旧東京市深川食堂
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旧東京市深川食堂(きゅうとうきょうしふかがわしょくどう)は、東京都江東区門前仲町の近代建築。登録文化財。現在は深川東京モダン館として活用されている。
概要[編集]
昭和7年(1932年)に震災復興事業として鉄筋コンクリート造で建設された公設の食堂である。角地に建つため建物規模の割には壁面が広く、円形窓を中心に左右にそれぞれ垂直方向の階段窓と、2階の水平方向の窓がに連続して、幾何学的に大胆に配された引き締まった造形となっている。階段のモザイクタイルに当時のものが残される等、当時のモダン建築のデザイン潮流が感じられる。東京都や江東区の施設として利用されたが、近年になり2階の窓などが当初の姿に復元され、平成21年(2009年)からは江東区管区の文化拠点となっている。