旧広島地方気象台

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旧広島地方気象台(きゅうひろしまちほうきしょうだい)は、広島県広島市中区江波南の江波山公園にある近代建築。広島市重要有形文化財。爆心地から約3,7キロメートルの位置にある被爆建物である。

概要[編集]

20世紀初頭のドイツ表現主義の影響を受けたモダニズム建築。技術上、造形上も優れている。昭和9年(1934年)に広島県立広島測候所として竣工し、1939年の国への移管を挟んで、昭和62年(1987年)までのおよそ半世紀にわたり地方気象台として使用され、平成12年(2000年)7月25日、広島市の文化財に指定された。

現在は、広島市江波山気象館の建物として活用されている。昭和20年(1945年)8月6日の核攻撃による爆風で曲がった窓枠やガラスの破片が突き刺さった壁に被爆の痕跡が残されている。

備考[編集]

  • 柳田邦男の小説「空白の天気図」の舞台となっている。