施無畏寺開山堂

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施無畏寺開山堂(せむいじかいさんどう)は、和歌山県有田郡湯浅町栖原の仏堂。県指定文化財。

明暦元年(1655年)の建築の三間堂で、入母屋造の本堂と異なり宝形造で、柱を角柱とした簡素な形式を持つ。鐘楼鎮守社の計4棟はともに江戸時代の17世紀から18世紀にかけ一連のものとして再建された。それぞれ趣が異なった様式と特徴をもち、小規模であるが優れた建築群が構成されている。県の文化財に平成9年4月23日指定された。