広八幡神社楼門

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広八幡神社楼門(ひろはちまんじんじゃろうもん)は、和歌山県有田郡広川町上中野の広八幡神社内の楼門。重要文化財。

修理で発見された墨書銘から室町時代文明7年(1475年)の建立と考えられる、入母屋造、本瓦葺の三間一戸楼門である。現在は隨神門として下層を板壁で囲われているが、修理時の調査による復原で、当初は棟通りの中柱すらなく、梁間に跳ばした虹梁で吹き放しの空間を造る、他に類例のない形式であることが判明している。