尾山神社東神門(おやまじんじゃひがししんもん)は、石川県金沢市尾山町の向唐門。登録文化財。
1間1戸の桟瓦葺、向唐門で、主柱は円柱、控柱は角柱である。彩色はないが、両開き桟唐戸を建て、頭貫上には蟇股、波彫刻を、桁上には大瓶束、雲竜彫刻をあしらう。平成15年(2003年)7月1日登録された。
元は宝暦9年(1759年) の大火でも焼失を免れた金沢城二ノ丸唐門と伝えられ、明治3年(1870年)に卯辰山招魂社神門として移されたものを昭和38年(1963年)現在地へ移築した。