密弘寺不動堂(みっこうじふどうどう)は、茨城県桜川市真壁町真壁の密弘寺内の仏堂。登録文化財。中心市街地にあり名水不動として親しまれている。
天保11年(1840年)に建立された方3間、単層、宝形造、桟瓦葺、正面に向拝が附く小堂である。内部は1室で奥に造り付けの須弥壇、左右脇壇があり、丸柱上に出組を組む。軒は二軒繁垂木、頭貫木鼻、向拝廻りに篭彫、丸彫の派手な彫刻が付された整った姿をしている。