天石門別保布羅神社本殿

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天石門別保布羅神社本殿(あめのいわとわけほふらじんじゃほんでん)は、岡山県倉敷市福田町広江の社殿。倉敷市指定文化財。

桁行1間、梁間1間、一間社流造、檜皮葺の素木造で、三段に整地された社地の上段に石積基壇を設けて西面して建てられている。屋根には千木、鰹魚木を配し、妻部分等の細部は曽原の清田八幡神社本殿に酷似し、棟札によれば元禄11年(1698年)に改築されている。備前岡山藩では、この頃吉備津彦神社の改築(元禄10年(1697年))等、神社行政への新たな取り組みを開始しており、この流れを受けた改築と考えられる。市の文化財に昭和58年(1983年)4月26日指定された。