天才ビットくん
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天才ビットくん | |
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ジャンル | 教育バラエティ番組 視聴者参加型番組 |
出演者 | いとうせいこう |
ナレーター | 玄田哲章 |
国・地域 | ![]() |
製作 | |
制作統括 | 野上純一 石原真 亀谷精一 廣岡篤哉 |
プロデューサー | 長江努 |
制作 | DIRECTIONS |
製作 | 日本放送協会 |
放送 | |
放送局 | NHK教育テレビ |
映像形式 | 横縦比4:3 |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送期間 | 2001年4月6日 - 2007年3月30日 |
放送枠 | NHK教育テレビ少年少女ゾーン |
2001年度 | |
出演者 | FLIP-FLAP |
声の出演 | 岡野浩介 |
オープニング | 制作:ヲノサトル |
放送期間 | 2001年4月6日 - 2002年3月29日 |
放送時間 | 金曜18:00 - 18:25 |
放送分 | 25分 |
2002年度 | |
出演者 | FLIP-FLAP、中村有志 早乙女未来 |
声の出演 | 岡野浩介 |
オープニング | ya-to-i「Technostress Fever」 |
放送期間 | 2002年4月5日 - 2003年4月4日 |
放送時間 | 金曜18:00 - 18:25 |
放送分 | 25分 |
2003年度 | |
出演者 | FLIP-FLAP、中村有志 上田晋也、早乙女未来 |
声の出演 | 岡野浩介 |
放送期間 | 2003年4月11日 - 2004年4月2日 |
放送時間 | 金曜18:10 - 18:50 |
放送分 | 40分 |
2004年度 | |
出演者 | FLIP-FLAP、中村有志 上田晋也 |
放送期間 | 2004年4月9日 - 2005年4月1日 |
放送時間 | 金曜18:20 - 19:00 |
放送分 | 40分 |
2005年度 | |
出演者 | 上田晋也、北陽、近内里緒 |
放送期間 | 2005年4月8日 - 2006年3月31日 |
放送時間 | 金曜18:20 - 19:00 |
放送分 | 40分 |
2006年度 | |
出演者 | 上田晋也、北陽、近内里緒 |
声の出演 | 新谷真弓 |
放送期間 | 2006年4月7日 - 2007年3月30日 |
放送時間 | 金曜18:20 - 19:00 |
放送分 | 40分 |
番組年表 | |
続編 | ビットワールド |
関連番組 | 天才てれびくん |
『天才ビットくん』(てんさいビットくん)は、2001年4月6日から2007年3月30日までNHK教育テレビで放送されていたテレビ番組で、同局で放送される『天才てれびくん』の派生番組である(但し、『天てれ』シリーズとは一切内容に繋がりはない)。2001年、2002年度は毎週金曜日18時から18時25分の25分番組として放送。2003年度からは、毎週金曜18時10分から18時50分の40分番組に枠拡大・進化。2004年度からは、毎週金曜18時20分から18時59分30秒まで放映していた。6年間を通してのキャッチフレーズは「Let's Access!」。
2007年4月より放送時間を5分短縮した上で番組名が『(天才てれびくんMAX)ビットワールド』に改題され、番組がリニューアルされた。
目次
概要[編集]
コンピュータグラフィックスで作られた「ビットランド」という世界で繰り広げられ、視聴者から寄せられたアイデアを元にビットランドを発展させていくという内容。
この番組に投稿した場合、ペンネームは「ビットネーム(B.N)」と呼称される。
2012年1月1日、『天才ビットくん』から放送通算10周年を記念し、セイコーの夢という設定で、5年ぶりに本作6年間の映像(半分が初期2年間)、コーナーが『ビットワールドSP★解かれる封印・ビットワールド前史!』として放送された。また、オープニングは10年ぶりに2001年度の物が使われた。なおこの再放送が2013年の1月2日に『ビットワールド なつかしの歴代アニメスペシャル』と併せて行われた。 そして2015年5月30日には「お願い!編集長」内で第1回が再放送された。
神奈川県横浜市にある放送ライブラリーには2003年9月19日放送の「ビットランド新旧合体」が収蔵されており、閲覧可能となっている[1]。
放送時間の変遷[編集]
期間 | 放送時間(日本時間) | ||
---|---|---|---|
本放送 | 再放送 | ||
2001.04.06 | 2002.03.29 | 金曜日 18:00 - 18:25(25分) | (放送なし) |
2002.04.05 | 2003.03.15 | 土曜日 15:35 - 16:00(25分) | |
2003.03.21 | 2003.04.04 | (放送なし) | |
2003.04.11 | 2004.04.02 | 金曜日 18:10 - 18:50(40分) | |
2004.04.09 | 2007.03.30 | 金曜日 18:20 - 19:00(40分) |
主な登場人物・キャラクター[編集]
詳細は「天才ビットくんの登場人物・キャラクター」を参照
登場人物[編集]
- セイコー:いとうせいこう(2001年4月6日〈第1回放送〉 - 2007年3月30日)
- 唯一第1回放送から最終回まで出演している、本番組の主人公とでも言うべき男。リーダー的存在だが、ちょっとナマケモノ。大事件が起きても、ちょっとクールなリアクションが持ち味。
- 後継の番組である「天才てれびくんMAX ビットワールド」からはビットワールドの創設者となる。
- ユウコ:YUKO(FLIP-FLAP)(2001年4月6日〈第1回放送〉 - 2005年4月8日、以降不定期)
- アイコの双子の姉。おっとりしているようで、意外に頭の回転が速く、妹のアイコとは対照的。おばけが大嫌い。
- アイコ:AIKO(FLIP-FLAP)(2001年4月6日〈第1回放送〉 - 2005年4月8日、以降不定期)
- ユウコの双子の妹。食いしん坊で負けず嫌い。箱二郎とよくケンカをする。
- ユージン:中村有志(2002年4月5日 - 2005年4月8日、以降不定期)
- かつて亀王朝を支えた六賢人の兄弟の末っ子。口調が江戸弁で、興奮状態に陥るとアングラ語なるジェスチャーをする。
- ミク:早乙女未来(2002年4月5日 - 12月20日、2003年9月19日 - 2004年2月6日)
- かつての亀王朝プリンセス。地下世界では愛用のドリルを身につけ、日夜探検している。
- シンヤ・プラワン:上田晋也(くりぃむしちゅー)(2003年4月11日 - 2007年3月30日)
- チョビット自治国の王子の執事としてやってきたエルフ耳の男。事あるごとにアイデアを利用して金儲けしようと企むが、危ない目にあうとすぐに弱気になる。
- サオリエッタ・イトチェンコ(通称「イトッチ」):伊藤さおり(北陽)(2005年4月8日 - 2007年3月30日)
- キューブドア社に勤めていたキャリアウーマンだったが、不正がバレた事で相方・アブッチと共にリストラされ、ビットランドで暮らすことになる。大の甘い者好き。
- アブダラ・ザ・ブッチ(通称「アブッチ」:虻川美穂子(北陽)(2005年4月8日 - 2007年3月30日)
- イトッチと共にキューブドア社から追い出されて暮らしている。IQ180の頭脳を誇る天才的なエンジニアだが、少々間の抜けた所もある。素敵な男性に弱い。
- RIO(リオ):近内里緒(2005年9月23日 - 2007年3月30日)
- 記憶を無くした少女。水を自由に操ったり、ビットモンと会話する不思議な能力がある。実はゲーム好きらしい。
キャラクター[編集]
- 箱二郎:岡野浩介(声)(2001年4月6日 - 2002年12月20日、以降不定期)
- ビットランドのホストコンピュータ。ノートパソコンが連なったような姿をしている。当初は名前が無かったが募集により箱二郎に決まった。生まれた時からビットランドにいる。お調子者であり、自分はイケてると思っている。
- 箱一郎:岡野浩介(声)(2002年4月5日 - 7月26日、以降不定期)
- 亀王朝のホストコンピュータ。巨大な壺のような全身に一つ目、大きな口、そして上部から手のようなマニピュレータがついた姿をしている。箱二郎の兄弟機であり彼が兄(このことは当人らもとある件で自分達の型番を見ることになるまで知らなかった)。時々変なフランス語を話す。計算処理能力は箱二郎より劣る。プライドは高い癖に打たれ弱く、「ポンコツ」と呼ばれるとショックを受けて泣いて逃げ出す。
- バグハグ大王
- サイバー世界の破壊神。バグリンやアイスバグリンを従え、彼らを使い「バグ嵐」や「バグ吹雪」を発生させる力を持つ。トゲのついた箱に、手足が生えたような姿をしている。
- リットル王子 / リットル国王:岡野浩介(声)(2003年4月11日 - 10月3日、以降不定期)
- チョビット自治国の王子。リセットされたビットランドを再建する為、セイコー達をビットランドへ導く。ユウコに恋心を抱いている。
- チョビット自治国へ帰国後、国王となる。
- 箱二郎SOSタイプ:岡野浩介(声)
- ビットランド歴史館にいる。その名の通り主に緊急時に使用する。ビットランドの歴史を管理しており、過去のプログラム内に異物が入った場合、異物を消去する役割を担う。普通の箱二郎と違い若干冷酷。
- ケメコ:新谷真弓(声)(2006年4月7日 - 2007年3月30日)
- メケメケランドなる世界からビットランドに突然やって来た謎の少女。怒ると巨大化する。アイデアを1000個集めないとメケメケランドに帰れないという。サイケデリックなキノコのような帽子をかぶっており、普段着はジャージ。
- ケメコの言う「あのお方」:滝口順平(声)(2006年度)
- ケメコを今の姿にした謎の人物。憑依能力を持ち、たびたびイトッチに乗り移ってケメコの前に現れる事がある。
時代背景[編集]
2001年度[編集]
- メンバー
- セイコー、ユウコ、アイコ、箱二郎
- 町の様子(一学期)
- 夢の楽園を目指し、サイバー空間に迷い込んだセイコー、ユウコ、アイコ。3人は、白い立方体の箱(ビット)に格納された状態でサイバー空間最後の未開の地・ビットランドのビットシップ内に到着。そこで初めて出会ったのは名も無きホストコンピューター。後に名前のアイデアを募集し、彼は箱二郎と命名される。
- ビットランドに来て最初に建てたセイコーの家が倒壊し、アイコ・ユウコの家が沈むなどの事件が発生し、3人に詰め寄られた箱二郎はバグリンの存在と、バグリン問題によってビットランドから去っていった人々が過去に存在したことを打ち明ける。バグリン達の首領はサイバー空間の破壊者・バグハグ大王だった。またこの時点で50日後に巨大バグ嵐が起こることが判明した。
- セイコー達はバグ嵐対策アイデアを募り、実行するもことごとく失敗。バグハグ大王はビッ校をハッキングした後、巨大バグ嵐を発生させビットランドを滅亡に追い込む。しかし、突如現れたエンジェルベアーがハッピー嵐を起こし、ビットランドは山や海、谷などの地形とともに復活する。
- 町の様子(二学期)
- バグ嵐によってできた山を「チョモランドマウンテン」と名付け、またビットランドに自然を作ろうと視聴者からアイデアを募集。2学期が始まる頃には、ビットランドは自然あふれる豊かな大地に生まれ変わった。投票によって選ばれたモニュメント「バグリン像」やビットランド名物の団子が完成した他、はちみつ味の海やおそろしの森が作られるなど街は急速に発展。秋には出店やイベント満載のビットランド祭を開催した。
- 町の様子(三学期)
- ビットランド祭の直後、大反省の滝の凍結に端を発し、ビットランド各地で謎の凍結現象が発生。ついにはビットランド全域が凍り氷河期に突入。太陽のかけらで一時気温が急上昇し氷河期を脱したかに見えたが、バグリン像に乗り込んだバグハグ大王によって太陽のかけらが破壊され、さらにアイスバグリンによるバグ吹雪が発生。ビットランドは再び氷河期に戻る。3人は大反省の滝の裏にあった暗号を解読し、はちみつ味の海の底にあった緊急避難装置「ポットシップ号」を発見。地下サイバー世界の存在を知り、ビットランドからの一時避難を決断。地下へ運ぶ6つのアイテムをビッ会で決定し、格納。しかし箱二郎は「生まれ故郷であるビットランドを離れるわけにはいかない」と、ビッ会で次点だったユメレオンを代わりに乗せビットランドに残る。3人はビットランドの復活と箱二郎との再会を約束し、7つのアイテムとともに地下世界へ旅立つ。
- ビットシップ
- 箱二郎が作った立方体2層型の格納空間。ビットランドの空間を自由に飛びまわれる。壁面は普段は白または透明。
- 主にこの中でアイデア紹介をする。短文は縦または横に自動スクロールで複数表示可能。長文や画像は六面にそれぞれ表示でき表示を切り替える時は外側が縦軸横軸に回転する。
- ポットシップ号
- 1つのアイデア・人物を1メガとして10メガ(=10アイテム)まで搭載可能な地下避難用転送装置。はちみつ味の海の底に設置されていた。かつて亀王国の滅亡の際、地下世界への通路と共にダグダグによって作られ、箱一郎・ユージン・ミクを地下世界に避難させた。その後もバグハグ大王の脅威から逃れるためにポットシップ号で地下世界を訪れた者は居たようで、地下世界には無数のポットシップ号の化石が放置されていた。最終的にはビットミュージアムにて保管。
- セイコー達が地下世界に避難した際は、セイコーら3人に加え、ビッ校、勇気製作所、巨大六角形テレビ、電竜・仙竜、ドリル・モグ之助、かめっぷう、ゆめれおんを転送した。
- バグリン
- バグハグ大王の部下。ビットランドの建物など、データである"ビット"を喰らう。時折大量発生し周囲を壊滅させる「バグ嵐」という現象を引き起こす。巨大バグ嵐後にビットランドのモニュメントとして、バグリンが近くにいると像の足が動く「バグリン像」が造られたが、バグハグ大王に利用された。
- アイスバグリン
- 物体を凍結させる力を持つ新種のバグリンで、氷河期の原因。通常のバグリンと違いハピリーをも凍らせてしまうため、チビットくんに変化させることはできない。突然大量に現れ、ビットランドのあらゆる施設を氷漬けにする「バグ吹雪」を起こす。
2002年度[編集]
- メンバー
- セイコー、ユウコ、アイコ、ユージン、ミク、箱一郎(9月まで)、箱二郎(9月から)
- 地下世界の様子(一学期)
- ビットランドの復活という重要な任務を帯びたセイコー達は地下世界で、江戸っ子でアングラ語なるジェスチャーをするユージン、ドリルを使って日夜探検をするミク、地下世界のホストコンピューターである箱一郎と出会う。6人は崩れた壁画から地下世界でビットランドを制御する「ビットエンジン」を探す手がかりを見つけ、連れてきたアイテム達の力で探索を進める。冷却水プールの栓をユージンが興味本位で抜きビットエンジンのところまでたどり着く。
- ビットエンジンはバグバグ大王の手でプログラムを改変され、アイスバグリン製造装置にされており、冷却水を失った結果熱暴走を起こしていた。再起動パスワードの入力はできたものの、ビットエンジンの再起動システムは箱一郎の身を捧げる事(全エネルギーを使い初期化処理を行う事)を要求する。彼が恐怖から拒む中、ついに温度が限界を超え、ビットエンジンの自爆装置が作動してしまう。爆発まで1分を切ると、普段役に立てることが少ない箱一郎は皆を助けるチャンスであると思い、勇気製作所を解凍。勇気をもらい自らを奮い立たせた箱一郎は、意を決しビットエンジンのフレームに身を投じる。
- ビットエンジンのシステム正常化直後、再起動が始まったが、その瞬間地下世界に溜まっていた熱エネルギーが地下世界の建物もろともチョモランドマウンテンの頂上から大量噴出。バグハグ大王は吹き飛ばされ、氷におおわれていたビットランドは一瞬にして解凍される。
- 地上に戻ってきたセイコー達は箱二郎を捜す。そして彼らは最後に過ごした思い出写真館で機能停止に陥った箱二郎、ビットエンジンの再起動で力を使い果たした箱一郎を見つける。ミクが見つけてきた不老長寿乾を使えば復活させられるが、一つしかない。どちらを復活させるかを問うビッ会を行った。明和電機の協力のもと一時的に2機を起動させる。そこでビット歴史館で彼らの設計図が見つかり、箱一郎と箱二郎が兄弟である事が発覚。お互いの意見を述べ視聴者投票が行われた。結果は箱一郎206,724票、箱二郎423,663票となり箱二郎の復活が決定する。箱一郎は弟のためならと、自ら封印の地ビットエンジンに向かい、弟達を見守ることに。
- 町の様子(二学期)
- 復活した箱二郎と共にビットランドは再び発展し、ビットシネマやグラシアム、回転高速などの建物や大型アトラクションが建設された。
- ある日、かめっぷうが突如失踪し、セイコー達はアフロヘアの謎の探偵シンに調査を依頼する。ベイエリアでかめっぷうは監禁されており、そこにはミクのドリルがあった。シンはミクが犯人と断定し、さらに彼女の正体が全てを破壊する悪人クラッシャー・ミクであることを告げる。かめっぷうの失踪事件は解決したものの、ミクとセイコー達の関係には溝が生まれてしまう。さらにユウコ、アイコ、ユージンはシンの秘密の部屋に招待され、謎のディスコで洗脳されてしまう。
- シンを疑うミクは探偵事務所に忍び込み、シンがアフロのカツラを外し、頭の中で彼を操縦するバグハグ大王を目撃する。しかしミクを誰も信じず、彼女はビットランドを去ってしまう。その後、セイコーはシンに捕らえられるが、謎の水晶玉の声を聴き、ビットランドに帰還したミクとかめっぷうの活躍でユウコ・アイコ・ユージンは正気に戻り、5人は和解する。
- しかし、シンはバグリン軍団に総攻撃の指令を出し、ビットランドはバグリンに占拠されてしまう。シンは一連の事件が「セイコー達の友情を破壊する」ことが目的と明かし、さらにセイコー達に危機を叫びつつも相手にされずバグリンに侵食された箱二郎を見せる。セイコー達は敗北を認めざるを得ず、ビットランドは陥落。バグハグ大王とバグリン軍団によるバグランドに姿を変えてしまった。
- 5人は表向きにはバグハグ大王に従うが、水面下ではレジスタンスとしてビットランドを元に戻す方法を考えていた。ある日、セイコー達は5人と住民代表の子供達と共に緊急総決起集会を行う。水晶玉の声の主でありかつてユージンと共に亀王朝を支えた六賢人は、箱一郎とかめっぷうを合体させた最終兵器「スーパーウェポン(通称スッポン)」でバグハグ大王を倒せると助言。明和電機の協力のもと箱一郎はエネルギーを完全供給されて復活、スッポン発動の準備は整う。しかし、バグハグ大王に侵食された箱二郎によればスッポンの発動はバグハグ大王を倒すだけでなく、ビットランド、セイコー達の記憶をも全て消滅させるリセットを意味していた。セイコー達は住民にスッポン発動の是非を問い、電話投票も含めた大投票を行った結果、558,956票対206,090票でリセットを行うことを決定。セイコーは仲間との新たな世界での再会を信じ、スッポンの起動スイッチを押す。
- 町の様子(三学期)
- スッポンによるリセットが行われビットランドは消滅、砂漠と化した。しかし、セイコーとユージンは記憶を失わず、かめ家(居酒屋)、グラシアムもリセットされず残されていた。
- 二人でアイデア紹介を続けるが、スッポンが再起動。かめ家、ユージンが消え、ついにセイコーが消滅。ビットランドは完全にリセットされた。
- 地下世界
- 亀王朝のプリンセス・ミクと、六賢人の一人ユージンが亀王朝滅亡の危機から逃れるために避難した場所。ビットランド再構築以降出てきたことはない。ちなみにビットランドは地表面を中心として重力が働いており、地上世界とは重力が逆の関係になっている。従って、地上世界の一番高いところは地下世界では一番低いところになる。そのためビットエンジンが奥深にあった場所はチョモランドマウンテンの中だったことがユージンの調べで判明した。
- ビットエンジン
- ビットランドの温度調節機能だけでなく電力も賄っている。同時にこれが無いとビットランド自体の空間を格納できない。当初はチョモランドマウンテンの内部(地下空間の更に地下にあたる部分)にあり、エンジン再起動後は、ビットランドの中央に、ミックス解凍後は、チョモランドマウンテンの頂上にある。
- 不老長寿乾
- "※ホストコンピュータなどにご使用ください"と書いてある。CPU専用永久電池。当初は1個しかなかったが、後に箱一郎のために緊急用のものが製作された。
2003年度[編集]
- メンバー
- セイコー、ユウコ、アイコウ(アイコ)、ユージン、リットル王子(4月から10月まで)、シンヤ、ミク(10月から3月まで)
- 町の様子(一学期)
- ビットランドの完全リセットからほどなく、アイデアの都ビットランドに幼少からあこがれていたチョビット自治国のリットル王子とその執事・シンヤがやってくる。データの破片のみと化したビットランドに一度は落胆するリットルだったが、自らビットランドを創り出すことを決意。ビット見聞録を基に、新しいビットランドを創る。だが、シンヤだけでは心もとないと考えたリットルは、リアルワールドから仲間を集めることにした。
- 一方、セイコー達はリセットのショックで記憶を失い、リアルワールドで一般人の家族として生活していた。しかし、リットル王子からのメールに誘われて再びビットランドにやってくる。リットル王子の指揮で、セイコー達はサイバー空間のアミューズメントパークを造りだした。しかし元々動力源のなかったビットランドでは、供給電力が5匹の電気うなぎであった。巨大アトラクション建設により電力が不足し、それを補うため自転車発電をセイコー達にやらせていたが、シンヤが目を離したすきに、そのうなぎの内4匹を食べてしまう。大半の動力源を失ったビットランドは深刻な電力不足に陥ってしまった。
- シンヤが小遣い稼ぎのために始めた骨董品ガチャガチャマシーンをユウコとアイコウがやったところ、謎の円盤(データのかけら)が出てくる。さらにシンヤがマシンの中を覗くと石盤が落ちてきた。石盤とデータのかけらを合わせてみると、かつての仲間、箱二郎のホログラムが映し出された。これはリセット前に箱二郎がバグハグ大王の脅威にビットランドが晒され、滅亡したときの為に残したバックアップディスクだったのだ。データを解凍すれば、ビットランドは復活する。しかし、新たなビットランドの格納や合成にはさらに電力が必要だった。これらの電力不足を解決するためシンヤとリットル王子が近隣のサイバー空間を検索したところ膨大なエネルギーを持ったエネルギー体が一定の軌道で移動し近付いていた。交信を行ったところクロスワード形式の暗号が送られてきた。
- 町の様子(二学期)
- ついに電力不足でゆめりんが空中分解し始めた。視聴者の解答によりエネルギー体を呼び寄せることに成功するがエネルギー体はビットランドに激突。エネルギー体から電力を供給し、ビットランドの崩壊は間一髪免れた。
- エネルギーが安定し、箱二郎ホログラムが再起動される。王子は新旧ビットランドの「データミックス」を選択し、ビットランドは再構築された。同時にセイコー達の記憶も戻り、リセットの影響を受けていたアイコも性別が元に戻った。さらにエネルギー体(ビットエンジン)からはミクとかめっぷうが現れ、再会を果たす。ビットランドの復活という夢をかなえたリットルだったが、体調不良を訴える父の跡を継ぐため、国に帰ることに。
- リットル王子が飛び立った後に巨大な穴が出現した。穴の中に降りてみると謎の扉を発見。一方、ビッ校の音楽室で謎の溝の入ったコップを発見。相談を受けたビットール・オカダはこれを一種のレコードと推理し、手作り蓄音機で再生。「ウサギとカメ」が流れ、扉は開いた。その扉は国民すべてが仮面をつける謎の王国・ユメール王国に続いていた。そこでその国を治めるユメール国王とホストコンピューターのハコDOSに出会う。
- ユメール王国では、国民が悪夢にうなされる謎のスリープモードにより、睡眠時間が20時間にまで伸びてしまっていた。ミク達はアイデアでなんとかスリープモードを解決しようと試る。そんなミク達に感謝をした国王は、王国の守り神である虹色の夢神様に会わせてくれることになった。その夢神様とはかつてビットランドにいたゆめれおんだった。それを聞いて国王の脳裏に何かが呼び覚まされた。
- 国民の平均睡眠時間がさらに1時間も増え、街の中の工場や学校が正常に機能しない状態に陥り、このままのペースで睡眠時間が増え続けると、3週間後には24時間フル睡眠状態に突入してしまう。さらにいびきと歯ぎしりでできた雷で街は破壊されていく。最後の対策アイテムとして自慢の大声で人々を起こす「ガー」を使った。しかしガー自体も眠ってしまい、ユメール王国は24時間フル睡眠状態に突入。しかし直後、ユメール王国で一儲けを企んだシンヤが大量生産した臭い匂い付き靴下を、セイコーが扉に投げ入れる。悪臭に耐え切れずユメール国民は目を覚まし、スリープモードは解決した。
- 町の様子(三学期)
- スリープモードは解決したが、リセットとともに消えたはずのバグハグ大王がユメール王国に出現。スリープモード問題はバグハグ大王がゆめれおんをハッキングしたために引き起こされていたのだ。
- そんな中、ユージンがユメール国王の素顔を見てしまう。それはかつての親友で、亀王国の裏切り者であったサイバー空間の流れ者ダグダグであった。そのことを国王に伝えると、彼は亀王朝時代の記憶を取り戻し、ユージンとミクに正体を明かす。そして、スッポンによるリセットを防ぐために亀王国を裏切ったこと、本当の継承者に国を返さなければならないと亀王国のプリンセスであったミクに告げた。ビットランドで普通に生きるかユメール王国で女王として生きるか、どちらを選ぶかミクは悩んだ。夢神様(ゆめれおん)に相談に行くと、ユメール王国がバグ嵐で消滅するという予知夢を見た。ミクはユメール王国に残ることを決意した。
- ミクがユメール王国に残ると決意したその頃、突如ユメール王国への扉が閉じてしまう。ユメールから戻ろうとしていたシンヤは閉じかけた扉の前でつまずき、ホイットスティックだけが扉を越えた。すると、ホイットスティックが消滅し始める。それを見たセイコーはシンヤが以前、過去にタイムスリップしたことを思い出し、ビット歴史館に向かう。そこで見たのはユメール国民の前でミクが女王に即位し、バグハグ大王との戦争の決意をしているところだった。その時、箱二郎SOSタイプは「随分古い時代にタイムスリップしましたね」と呟く。箱二郎の話から、ユメール王国は亀王国の次の時代であったこと、そしてユメール王国がまもなくバグ嵐で滅亡することを知る。
- ユージンはミクを救うため、ビット歴史館のデータピラミッドからユメール王国にアクセスする。一方ユメール王国ではバグリン封印ツボが満タンになり、バグ嵐が発生していた。ミク達はバグ嵐専用ブラックホールでバグリン達を撃退しつつ夢神様の森に避難するが、そこにバグハグ大王が現れる。さらにシンヤとユージンはバグ嵐専用ブラックホールの暴発で時空の穴に落ち、絶体絶命のピンチ。それを救ったのはゆめれおんだった。ゆめれおんはバグハグ大王を眠らせ、一時的に行動不能にする。その間に嵐なし!ドリームドームが発動、七色のドームがユメール王国を覆った。バグハグ大王は遥か彼方へ飛ばされ、ユメール王国は救われた。
- 一方ビットランドでは、幸いにもブラックホールの出口がビットランドにつながっており、ユージンとシンヤは帰ることができた。だがその直後、箱二郎はセイコー達に「ユメール王国の記憶データ更新とユメール王国へのアクセス不能」を告げた。ドリームドームはバグハグ大王を追い出しユメール王国を滅亡から救ったが、それは外からの悪意のないアクセスもすべて拒否することを意味していた。セイコー達はもうミクと会うことはできなくなってしまった。長き間の親友であったミクを失い、悲しみに暮れたユージンが扉に向かうと、そこにはミクのドリルが刻まれ、固く閉ざされていた。ユージンは扉の鍵である蓄音器を見つけ再生するが、ウサギとカメは流れず、代わりにミクの声で、ビットランドの仲間への別れの言葉、自身がユメール王国女王として元気にやっていること、ユージンへの感謝の言葉があった。ユージンはミクからのメッセージを聞き、涙をこぼした。
- 巨大なエネルギー体
- ビットエンジンのことである。ビットランドが電力不足で復活ができなくなってしまったため、サイバー空間をさまようエネルギー体を呼び寄せた。中には、記憶を失わなかったミクとかめっぷうがいた。
- 解凍と合成について
- 箱二郎ホログラムによるプログラムには「上書き」(昔のビットランドをそのまま復活させる)、「ミックス」(昔と現在のビットランドを融合させる)、「解凍中止」の3つがあり、「ミックス」を実行。容量が大きいのとミックス機能でのデザインの変化により完全に解凍が完了するまでかなりの時間がかかる。
- ビットモバイル
- 2学期(ビットランドミックス後)から登場した腕時計型の通信機。ミックス解凍時にセイコー、ユウコ、アイコ、ユージンの腕につけられ、後にミク、シンヤ、アブッチ、リオもこの装置を手にしている。この装置は、ビットランド中の建物をスライディングブロックパズルの要領で使用者の現在地に呼び出すことができる。ただし、移動終了の際に若干の揺れを伴う。そのほかアイデアの解凍、メンバー同士のTV電話、後述のジョブラウザーの起動、操作にもつかわれる。2004年度からは建物の管理者・エリアを決めたため建物移動は行われなくなった(コマンド自体は存在する)。自身の通信機・携帯を所持するイトッチやケメコなどこの装置を使わないメンバーもいる他、シンヤは一時ホイットスティックをビットモバイル代わりに使用していた。
2004年度[編集]
- メンバー
- セイコー、ユウコ、アイコ、ユージン、シンヤ
- 町の様子(一学期)
- ミクとの別れの後、久しぶりに平和になったビットランドでセイコー達は暇をもてあましていた。ユージンはビット歴史館で、これからのビットランドについての会議をしようとセイコー達を待っていたものの、4人はその約束をすっぽかしていた。その時、突如ビットランドが砂漠化した。建物は廃れ、ビッ校は凍り、セイコーの家も壊れてしまう。セイコー達は犯人が誰かと調べようとするが、ユージンが「犯人は自分達全員である」と告げる。ビットランドが砂漠化したのはセイコー達がビットランドに飽き、「愛」がなかったことが原因だったのだ。セイコー達は各建物の管理者を作り、エリアを定める。そして新たな仕事アイデアで再びビットランドは発展の道をたどる。
- ある日、ユウコの家に三つの卵がワープしてくる。ユウコはその卵が受精卵であることを知り、ママ屋なる仕事を始め、彼らを育成することに。それを見て羨ましくなったアイコ、金儲けを企むシンヤが一つずつ卵を譲り受ける。まもなく卵は孵り、コッコ、ピッピ、キンタローと命名される。
- 三匹はすくすく成長するが、夏休み前に食欲不振に陥ってしまう。三匹はビットエンジンに向かい、そこで蛹になってしまう。セイコー達は成長した三匹に期待をかけ、彼らを地上から見守る。
- 町の様子(二学期)
- ビットエンジンで蛹となった三匹のうち、コッコの蛹にひびが入り、いまにも出ようとしていた。そしてついにコッコが蛹から孵る。しかし、孵る直前にユウコが転寝をしてしまい、コッコを見失ってしまう。ビットランド中を捜索し、ついにママ屋の屋根の上で成長したコッコを見つける。まもなくピッピ、キンタローも蛹から孵る。
- ある日、森屋を手伝うビットモン・水蜂のツボが現れ、セイコーとシンヤはそれに導かれるままおそろしの森に入り、ビットモンのアイデアを解凍するビットモン神殿にたどり着く。
- ユージンのエリアであるロン毛町で、ロン毛町祭りが開催された。
- 町の様子(三学期)
- ビットランドに観光客を自称する謎の男、カネコノミヤ・タカトシーニ・デル・カネーロが現れる。彼の正体はサイバー生物保護局の係官で、1年ほど前間違えてビットランドにワープさせてしまったペット達を回収しに来た。コッコ、ピッピ、キンタロー達は、実は「ハングリオーネ・タベリオン」というサイバー生物であることが判明。ハングリオーネ・タベリオンは成長すると何でも食べつくしてしまう生き物でありこのままではビットランドが食べつくされてしまう。カネーロは3匹を保護するがユウコ達に拒まれる。カネーロは彼らの意地に負け、ペット達がビットランドで生活できるよう、異常な食欲を抑制する装置を取り付けたのだ。しかし、無理やり食欲をおさえられたペット達の顔には、以前のような笑顔が全く見られなくなった。このことを知ったユウコは、ペット達が本来の姿でのびのびと成長することを望み、コッコ達との別れを決意。コッコ、ピッピ、キンタローは保護エリアに送ることにした。別れの前、コッコ、ピッピは涙を流し、キンタローは「サヨナラ」の文字を映す。そしてセイコー達はサイバー生物保護エリア914Bに送られる彼らを見送った。
- ジョブラウザー
- 正式名称「ジョビ・ジョバ・ジョブラウザー」。2004年度から登場したビットモバイルの最新ソフト。「○○ and ●●」や「○○ or ●●」などのキーワードを入力すると、送られてきた職業アイデアの中から、直面している問題にあう職業を検索する。また、メンバーの中で誰が一番相性がいいかのランキングも表示される。
- ハングリオーネ・タベリオン(Hungryorne Tabelion)
- コッコ、ピッピ、キンタローら3匹の種族名。人の頭ほどの大きさでサイバー生物保護局によって絶滅危惧種に指定されている。卵から生まれ、数か月で幼体、さなぎを経て成体に成長する。成体は羽を持ち、飛行することも可能で、大人一人を持ち上げることが出来る力を持つ。
- 感情は豊かで、人の言葉を話すことはできないが理解はでき、キンタローのように文字を用いて意思疎通をすることも可能である。幼体はほぼ同じ姿形だが、成体は個体によって千差万別である。カネーロによれば、成長の環境(餌や運動量など)によって成体の特徴も変わるようである。
- 最大の特徴が生後から10か月が経過すると、異常な食欲を発揮し、様々なものを食べつくしてしまうという点である。このこともあり、サイバー生物保護局ではハングリオーネ・タベリオン専用の保護エリア「914B」で保護している。なお、頭部に専用の装置を付けることで異常な食欲を抑制することもできるが、副作用としてハングリオーネ・タベリオンの元気が失われるという欠点がある。
2005年度[編集]
- メンバー
- セイコー、シンヤ、イトッチ、アブッチ、RIO(二学期より)
- 町の様子(一学期)
- ペットと涙をのんで別れたセイコー達。しかし、ユウコ、アイコ、ユージンはエリア914Bにいるペットを心配しビットランドを旅立つ。シンヤもペットとのビデオを見ながらセイコーの家の掃除を手伝っていたが、突然セイコーの家が爆発、全壊してしまう。その直後謎のセールスマン・イトッチとアブッチがインスタントキューブを訪問販売しにきた。ところが勢いでシンヤがサインした契約書には小さな文字で「100個のインスタントキューブ」を販売したことになっていた。イトッチ、アブッチの正体は「キューブドア」の社員であり、彼女らのミスでセイコーの家が爆発したこと、ノルマを達成するために詐欺を働いたことが発覚、会社をクビになる。落胆する2人をセイコーは許し、ビットランドでの居住とキューブ販売の手伝いを約束する。そしてセイコーの家跡にたてられた不動産会社・ビットハウジングによりたくさんのお客(ゲスト)がビットランドを訪れる。
- 超能力を持ったサイバー工科大学(CIT)建築課16年生の学生アンガー・タナカとルーズ・ヤマネが余ったインスタントキューブでビットタワーを建設し、ビットランドのキューブをすべて使い果たす。イトッチはキューブドア社への復帰を社長と交渉し、彼は「あるキューブを探すこと」を条件に復帰を約束する。
- その後、ビットランドに熱湯入りやかんによる熱湯性低気圧が向かっていることが判明。しかもそれはビットタワーに向かっていた。キューブでできているタワーに熱湯が注げば相当な被害は避けられない。セイコー達はビットモンとともにやかんを打ち返す。しかし打ち返すことは到底できない巨大なやかんが現れ、万事休すと思いきや白い光とともにやかんは消滅。そしてそこには記憶をなくした謎の少女が倒れていた。
- 町の様子(二学期)
- 記憶を失った謎の少女・RIO。彼女はビットモンと心を通じ合わせ、会話をすることができた。セイコーはビット歴史館でキューブに似た物体を見つけ、新しい自分の家にしてしまう。社長は謎のキューブの監視を続けるようイトッチに命じる。熱湯性低気圧がビットランドを襲う中、シンヤのアイデアでセイコー達自ら低気圧に乗り込み、熱湯性低気圧を消滅させる。しかし、その直後セイコーの家に巨大やかんの熱湯がかかり、セイコー達にも降りかかる。あわや大やけどかと思いきや、RIOは不思議な力で熱湯をはちみつ味の海に注ぎその場に倒れる。しかもキューブハウスは破裂していない。直後、高所恐怖症であるセイコーがバンジージャンプやラーメンをバカ食いするなどの身への異変が起きていた。さらにセイコーがビッ校で思いついたクゲラが突如発生する。RIOの活躍で彼らの暴走は止まるが、RIOは謎を解くため、はちみつ味の海に赴く。そして謎の現象が続き、ついにアブッチの命も危うくなった時、イトッチは真実を語ろうとする。その時現れたのは、イトッチとアブッチがボスと呼ぶ男、キューブドア社の社長であるジャン・ピエール・タッキーニだった。ピエールはセイコーのキューブハウスを「試作途中で生まれた不良品」と説明し、手のひらサイズに戻して回収する。その頃、RIOの乗る潜水艦は岩盤に激突し、その時のショックからRIOは記憶を取り戻し、地上に戻る。
- 町の様子(三学期)
- 全てを思い出したRIOはセイコー達に自身がピエール社長の娘であること、謎のキューブの真実を明かす。ピエールの手にあるキューブは「マスターキューブ」と呼ばれるサイバー空間の命の源であったのだ。父の仕事を手伝いたい一心で水をコントロールする練習をしていたRIOはある日、サイバー空間征服を企む父親の裏の顔を知ってしまう。そして彼の野望を阻止するために次の標的であったビットランドにやってきたのだ。
- ついに本性を現した社長はマスターキューブを奪うべくセイコーたちに襲い掛かる。RIOはなおも説得しようとするが、RIOはマスターキューブを奪うために作られたロボットであり、本当の名前はアール・テン(R-10)であることを告げる。さらに、社長はポケットからRIOの起動スイッチを取り出し、スイッチをオフにしてしまいRIOは機能を停止してしまった。その時サイバー生物保護局のトラックが現れ、ユウコ、アイコ、ユージンが顔を出す。彼女達は社長メカのレーザー砲を暴発させ、セイコー達を救う。しかし、マスターキューブは社長の手中。彼がマスターキューブを掲げると悪の力がビットランドを覆いビットランドは機能停止してしまう。僅かにエネルギーが残されたビットエンジンにセイコー達は避難し、ビットエンジンに愛のエネルギーを充填し、ビットランドを復活させる計画を立てる。さらにシンヤはRIOのリモコンを社長の手から盗むことを提案する。事件に対して責任を感じていたイトッチも同行し、ビットランドに転送されたキューブドア本社ビル内の社長室に向かう。その時、社長の悪の心がマスターキューブをバグハグ大王に変化させる。アブッチは簡易起動装置によりRIOを一時的に起動させるが、絶対安静であるにもかかわらず、RIOはビルから落ちた社長を助ける。RIOの水の球はシンヤとイトッチも助け、RIO自身はついに力尽き、完全に機能停止してしまった。彼女の愛が詰まった水滴がビットエンジンのエネルギー満タンにさせ、ビットエンジンのエネルギーがビットランドから闇を葬り去る。そして行方不明になったマスターキューブはビットキングに変化し、RIOを復活させる。
- インスタントキューブ
- 熱湯を一定の量注ぐ事により手のひらサイズ(2センチメートル立法)から膨らみ完成する4メートル立法の家でキューブドア社の主力商品。作中ではキューブハウスとも呼称され、イトッチによれば依頼主が内装を完全にカスタマイズできることが売り。イトッチは100個のインスタントキューブをビットランドに持ち込んでいた。極端に注ぎ過ぎ、限度を超えると爆発を起こす。また、社長が所持する冷却マシンガンで手のひらサイズに戻すことができる。
- ビットタワー
- "アンガールズ"が超能力で建設したツインタワー。ところがこのタワーは欠陥で土台が弱かった為、1つはすぐに傾く。その後大きなやかんの直撃により、もう1つのタワーも傾いてしまう。
- 熱湯性低気圧
- サイバー空間の気象の1つ。熱湯の入ったやかんの大群が飛んでいるため、インスタントキューブの天敵である。また、RIOが発生させたことから、人工的に起こすことができる模様。
- マスターキューブ
- サイバー空間の命の源で、思い描いたことをすべて実現させることができる。社長はさまざまな場所からこれを奪い、その空間を滅ぼしていった。
- 通常時は単なる手のひらサイズのキューブだが時には破壊の限りを尽くすバグハグ大王に、時には幸福をもたらすビットキングに変化する。
- インスタントキューブにとても似ていて、お湯をかけると同様に膨らむが、かけ過ぎによる破裂は起こらない。中に住むことはできるが、心身共に異常をきたす。内装は、外からは見えない透明の壁である。
2006年度[編集]
- メンバー
- セイコー、シンヤ、イトッチ、アブッチ、リオ、ケメコ
- 町の様子(一学期)
- 突如、シンヤの畑から謎の少女ケメコが登場する。そして突然セイコー達を叱り始めた。ケメコはビットランドはかつてアイデアを実現する国で、今ではほとんどアイデア紹介が少なくなっていると説く。セイコーはかつて仲間とともにビットランドを発展させてきたことを思い出し、初心に帰ってアイデア紹介に励む。
- アイデア紹介を進める中、ケメコが「アイデア1000個紹介をしないと故郷に帰れない」という事実が明かされ、セイコー達は快く協力する。さらにイトッチに憑依してあのお方なる謎の人物がケメコに接触する。
- 町の様子(二学期)
- はっぱ人との交流を経て順調にアイデアを紹介するが、途中集計から3月までに1000個紹介に間に合わないことが判明し、ケメコがショックから度々フリーズしてしまう。
- 町の様子(三学期)
- ケメコのフリーズが解け、ついにケメコがビットランドに来た目的が明かされる。かつてケメコは故郷のメケメケランドの守り神「エリン木様」の世話をするマッシュガールであったが、彼氏とのデートを優先させて仕事をさぼってしまい、罰として姿を変えられ、ビットランドでのアイデア1000個集めを命じられたという。またケメコの言う「あのお方」がセイコー達に憑依して現れる。
- アイデア紹介を続けてゆき、ついに950個を超える。しかし目標達成を目前にして、ビットランドが突如収縮し始める。セイコー達はアイデア1000個紹介が遅れたことがこの収縮の原因であり、1000個紹介を達成すれば元に戻ると推測。ビットランドが危機に直面していることを知ったユウコ、アイコ、ユージンが駆けつけ、アイデア紹介を協力してくれることに。セイコー達は行き場を失ったビットモンをシンヤの故郷・チョビット自治国に避難させることを決意。シンヤをリーダーとして輸送計画は成功するが、帰還中に謎の物体に衝突され、行方不明になってしまう。
- 997個目のアイデアを紹介したところでビットランドは2メートル立方ほどにまで収縮してしまう。そして2つのアイデアをさらに紹介し最後の1個を紹介する直前、はがきまでが小さくなってしまい、読めなくなってしまう。その窮地を救ったのは謎の物体に衝突されて以来行方不明になっていたシンヤだった。彼は1000個目のアイデアを紹介し、カウンターも1000個のアイデア紹介を達成したことを示す。収縮も止まり、セイコー達は救われたかに思われた。
- しかしその直後、サイバー空間にはエリン木様が目標達成を称えるかのように浮いていた。エリン木様は自身が得たアイデア1000個のエネルギーをビットランドに注ぐ。その時、止まっていた収縮が急激に再開、ビットランドはセイコー達もろとも無になってしまう。そして新たなサイバー空間を創る大爆発「ビット・バン」が発生。キューブ状になったセイコーは仲間と離れ離れになってしまう。そしてセイコーは走馬灯のように消えてゆくビットランドでの思い出を目撃し、気を失う。
- そして気がつくと、セイコーは無数のドアが並ぶ世界に立っていた。ドアを開けると仲間達がそれぞれ新しい世界で生き、成功をおさめていることを知る。セイコーは状況がつかめず、突然の仲間との別れに呆然と立ち尽くす。その時、ケメコの声が聞こえる。アイデア1000個紹介の達成にもかかわらずあのお方に元の姿に戻してもらえず、1年間の努力が水の泡になってしまったとケメコは嘆く。
- 声をたどってやってきたセイコーの「ここはどこか」という問いに、あのお方は「ここははじまりである」と答え、ビットランドはサイバー空間には既に存在しないと語る。アイデア1000個紹介を達成したことでビットランドは消え、バージョンアップを遂げてサイバー空間内の新世界「ビットワールド」が誕生したのだ。そしてこの生まれ変わった世界で、さらに多くのアイデアをケメコとともに実現していくのが彼の宿命だという。そしてあのお方の掛け声で形作られた見たこともない世界。セイコーは新たな世界で、新たな仲間とともに生きることを決意したのだった。
2007年度以降は天才てれびくんMAX ビットワールドの頁を参照。
過去[編集]
- メンバー
- 六賢人、プリンセスミク、箱一郎、ダグダグ
- 町の様子(亀王朝時代)
- 数百年前のビットランドには亀王朝が存在し、ユージンら六賢人とプリンセスミクが政治を行っていた。
- バグハグ大王の脅威に晒された時、六賢人は箱一郎とかめっぷうを合体させた最終兵器「スッポン」で対抗しようとする。しかし、かめっぷうはバグハグ大王に誘拐されていた。
- サイバー空間の流れ者・ダグダグはかめっぷうを取り戻そうとバグハグ大王のもとに向かうが、途中ゆめれおんに出会い、六賢人が掌握できていなかった全てをリセットしてしまう「スッポン」の恐ろしい力を知る。
- ダグダグはかめっぷうを捜すことを断念し、地下世界への通路を作った。バグ嵐の前日に彼はミク達に「かめっぷうを見つけた」と嘘をつき、ポットシップ号に乗せ、地下世界に避難させた。ミクがもう一度亀王国を復活させる可能性にかけ、彼はあえて裏切り者となったのだった。
- 町の様子(ユメール王朝時代)
- 亀王国はバグ嵐によって滅んでしまった。その後、虹色の夢神様ことゆめれおんの導きで、ダグダグは生き残った人々とユメール王国をつくり、発展させてきた。
- その後、国王ダグダグは未来からタイムスリップしてきたミク、ユージンと再会する。しかし、彼はミクとユージンのことを忘れていた。彼は国民がスリープモードに陥っており国政が成り立たなくなっていることを訴える。
- スリープモード解消後もバグハグ大王が現れ、国はバグ嵐の脅威に晒される。対策案を練っている間に、ユージンの呼びかけでダグダグは昔の記憶を取り戻し、彼は裏切り者となった真意を語る。しかし、過去の記憶が戻った今、彼は「真の継承者にこの国を返す時がきたのでは」と考え、ミクにユメール王国の女王になってほしいことを伝えた。
- 迷うミクにゆめれおんは「ミクが去った後、バグ嵐によって滅亡していくユメール王国」を見せ、ミクに決意をさせる。
- ユメール王国の女王となったミクは、嵐なし!ドリームドームで、ユメール王国を救った。彼女はユメール王国の歴史を変えたのだった。
この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!
コーナー[編集]
2001年度[編集]
- BIT TECH( - 2005年度)
- ビットランドを発展させるため、音楽家やデザイナー、シェフ・パティシエやさまざまな職人さんなど様々なプロから根本的部分から技術を学ぶコーナー。
2002年度[編集]
- アイデアバトル
- ユウコ・アイコチームとユージン・ミクチームに分かれてアイデアを紹介し、どちらのアイデアを実現するかをプレゼンし合う。どちらにするかはセイコーの独断と偏見で決定する。2001年度は紹介されたアイデアのほとんどが実現されていたが、2002年度はこのアイデアバトルで勝利したアイデアだけが実現していた。ユージン・ミクチームの方がプレゼンがうまく、勝率も高かった。
- B-Label( - 2004年度)
- The Bittlesや出演者などで構成される独自のユニットで音楽を放送するコーナー。
- 真剣40代だべり場
- ビットモンやグラモンのコーナーにアイデアとして送られてきたものの、意味不明、絵が下手などの理由により没になってしまったはがきを鑑賞するコーナー。ちょっと疲れた40代が視聴者のはがきに癒しを求め居酒屋に集うという設定。NHKの『真剣10代しゃべり場』のパロディ。
- 後継のコーナーとして"だべりBAR"(2003年度)や"ほめ屋"(2004年度)がある。
- グラモンバトル( - 2005年9月)
- graduate monster、略してグラモンを使いバトルする。
- 能力値には"HP""PP""攻撃力""防御力""すばやさ""運"がある(番組中ではPPはあまり重要視されない)。
- グラモンの行動方法は4つ。"攻撃" "魔法" "バリア" "チャージ"がある。
- 攻撃:魔法のダメージを受けるが、バリアを破る。グラモンの形状により、角で突く攻撃や噛みつく攻撃がある。
- 魔法:バリアにはね返されるが、攻撃に打ち勝つ。混乱魔法やまひ魔法など相手を正常に行動させなくする。使う際にPPというポイントを消費する。
- バリア:攻撃は破られるが、魔法をはね返すことができる。単体攻撃としては攻撃や魔法に比べ威力が低いが、バリアタイプに限って言えばバリア攻撃の方が強い。
- チャージ:HPを少し回復する。使ったターンの攻撃、魔法、バリアいずれのダメージも受ける。次のターン、相手に与えるダメージが約2倍になる。第1ターンでは使えない。
- 相関関係としては「攻撃→バリア→魔法→攻撃」矢印の方向に技が通る。
- グラモンには攻撃タイプ、魔法タイプ、バリアタイプがある。
- 攻撃タイプ:攻撃力が高く、その攻撃はチャージなしで大ダメージを与える。
- 魔法タイプ:きぜつ魔法やあいこ封じなど、多彩な魔法を持つ。相手の魔法をバリアで返すと、相手が使った魔法の消費PPを吸収する。
- バリアタイプ:攻撃力は低いが、防御力は高い。バリア攻撃の威力が他のタイプに比べ高い。相手の魔法をバリアで返すと、相手が使った魔法の効果まではね返す(例えば、混乱魔法をはね返した場合、相手が混乱する)。
2003年度[編集]
- 発見!冒険!食べ合わせ選手権
- 新たな食の地平線を求め、様々な食べ合わせにより全く異なる食べ物の味を生み出すコーナー。高級感も求めている。
- まず、司会者の「召し上がれ♪」の掛け声で試食開始。試食している人はその食べ合わせ料理が一体何の食べ物の味を再現しているか回答する。初期の頃は、温めた牛乳とたくあんでコーンスープになる「くあんスープ」やバナナと牛乳と茹でたニラでメロンジュースになる「もうメロメロンケーキ」など優秀なアイデアがあった一方、「ぶうチース」や「イカにもナタデココ」などセイコーたちを悶絶させるアイデアもあった。たまりかねたシンヤが「ハガキを送る前に、一回家で実験してくれ」、「俺たちゃ実験動物じゃねえぞ」と訴えるほどであった。しかし、その訴えもむなしく後期になってもとんでもないアイデアが続出した。のちにプロの料理人に対し「ぶぅチース」などのダメなアイデアを持ち込み、アレンジしておいしくしてもらうという企画も行われた。
- びびっと!BITショッピング
- ビットランドオリジナルのグッズを紹介するコーナー。司会はシンヤ、アシスタントはユージン。ここで紹介されたグッズは実際にビットポイントを使って手に入れることができる(ビットポイントとは2003年度から始まったシステムで、アイデアを採用された人に贈られるポイント)。
- だべりBAR
- シンヤがバーテンダーを勤める。「真剣40代だべり場」同様、視聴者のはがきを酒に酔いつつ褒める。
- ユウコとアイコのおしえてセンパイ( - 2004年度)
- 視聴者の悩み(主に恋の悩み)にユウコとアイコ、そして恋の達人(自称)であるユージン子先輩が答えてくれる。
- ビットランドうきうき法典
- 毎日をハッピーに過ごすための心得を紹介。採用されると2004年度のカレンダーに掲載される。
2004年度[編集]
- ビットモンオーディション( - 2005年度)
この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!
2005年度[編集]
- B-1グランプリ
- ワイヤレスマイクの音源を基に走るラジコンカーのレースを行う。視聴者はラジコンカーのボディーのデザインを考える。そのため車体のバランスや重さにも影響する。
- ビットメン
- 視聴者から寄せられたヒーローがダークマイコン配下の悪者と対決するコーナー。
- 途中にはどちらの作戦で行くか(問題)提示され投稿者が電話で回答。正誤により展開が変わる。
- ビットメンヒーロー達の声、ダークマイコン配下の怪人の声はすべて同じ声優が担当していた。
- 面談~キューブチャット
- 視聴者の悩みなど1つのテーマについてそれぞれが語り合う。
- 最大4名。面談会場はビットランド上空。それぞれをキューブ内に格納し、上面全体にプレイヤーの顔が映る。要するに対面型ではない。テーマは中央に表示される。
- ルールとしては一番参考にならない意見の発言者を落下させる。参考になる意見が出揃い面談内容が充実している場合は司会者が落ちる事もある。
- あぶ夫
- 自分が追い詰められた時の面白い行動のネタを募集する。
- 出演者はRIOとあぶ夫(アブッチ)のみ。他のメンバーは観客側なので音声のみ(主にツッコミか笑い声)。
- ポエムの散歩道→ポエムの花道→ポエムの寄り道→ポエムの迷い道→ポエムのシンヤ特急→ポエムの終着駅
- ビットランド伝説
- ビットランド伝説ニュース
- 主にイトッチが担当するコーナー。ニュース形式で伝説や噂を紹介する。
- アブッチのお返事したいの
2006年度[編集]
- ビットモン・デュエル
- グラモンバトルの後継(ケメコ曰く「私が考えたゲーム」)のコーナー。
- 主プレイヤーはモンスターではなくコントローラー。グラモンと違い3体のビットモンを使い分け対戦する。それぞれ"天" "地" "水"のビットモンを1体ずつ扱える。相関関係は「天→地→水→天」矢印の方向に技が通る。
- 能力値には"こうげき" "ぼうぎょ" "運"がある。主プレイヤーはモンスターではないので"ぼうぎょ"は防御力ではなくHPに影響する。また、1ラウンド(=3ターン)毎に"カウンター"が1度だけ使え、これを使うと相性によりモンスターが負け攻撃できなかった場合、運の値の高さによっては相手に1.5倍の威力で反撃する事ができる。ビットワールドでは「ビットモン・デュエルWIZ」になり、新たなルール変更として1試合につき1度だけ"よける"が使え、これを使うと相性によりモンスターが負け攻撃できなかった場合、運の値の高さによっては相手の攻撃をよけることができるシステムが追加されている。
- ビットメンG
- ビットメンの続編。前後編制になり前編が出題編となり投稿者だけでなく視聴者全員の多数決によって作戦が決まり、後編の解答編に影響を与えた。また、ビットメン時代は作戦の2択のどちらも正解とは言えない、運でしか解答しようのない物であったが、Gからは敵とヒーローの特徴を踏まえれば科学的説明が付く作戦が正解とされるようになった(例として、「アメンボを模した敵をプールに沈ませる」ためには「石鹸をプールに投げ込む」が正解になるなど)。
- 総集編ではもう一つの選択肢を選んだ場合の結末が一部放送される。
- 幻のビット人を探せ
- セイコーが「葉っぱ人」の格好(11月3日放送分のエンディングでセイコーが宝箱をあけたとき「葉っぱ人」になってしまった)で届ける、セイコーさえも知らない、ビットランドに住むビット人を紹介するコーナー。
- ビット語会話
- 視聴者が考えたビット語(オリジナルの単語)を紹介するコーナー(例:M32→ひみつ)。
- 企画会議室
- ビットランドの住人、出演者がビットランドの発展のために、気球の会議室でいろんな事について考える。きっかけとしてはケメコの到来によりアイデア紹介に偏ったため、ケメコ抜きでビットランドを活性化させるために立てられた。
- アイデアの迷Q(ショートバージョンもあり)
この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!
天才ビットくん SIDE-B[編集]
SIDE-Bとはセイコーとユージンが送る月に一度の特別企画である。月一SIDE-Bでは通常のコーナー(アニメ・B-Lavelを除く)は放送されない(月一は2002 - 2003年度のみ。以降不定期)。
2002年度[編集]
- 絶体絶命がけっぷち体験談
- がけっぷちに追いこまれた体験談を紹介し、がけっぷち度を「ぷち」の単位で評価する。0ぷち~5ぷちまである。
- 発見!!バグハグ大王
- 身近にいるバグハグ大王のような全てをぶち壊しにするような人と出会った体験談を紹介する。0バグ~5バグまである。
- ユージンのアングラ語講座
- ユージンがアングラ語の問題を出す。答えには間違ったことわざ(ダジャレ)が含まれるので難易度は高めである。
- 愛の短歌
- 略して「愛短」、「ラブ短」。
- 自称愛の伝道師・箱二郎がSIDE-Bにて「愛」をテーマにした短歌を募集する。
- 途中からは、セイコーとユージンが紹介していたが、ほとんどはユージンが幼少時代の体験談を話すという構成だった。しかしその中には、ためになるようなものもある。
2003年度以降[編集]
- セイコー&ユージンのお悩み相談室
- セイコーとユージンがお悩みにアドバイスしてくれるコーナー。相談内容によっては相談者の自宅まで行く事もある。
- ビバ!叫び場!
- みんなの心の叫びを、セイコーとユージンが代わりに、叫んでくれる。
- ザッツ俺じまん
- 自分だけのとっておきのモノや、必殺技、趣味などを紹介するコーナー。
- イザというときのアングラ語
- アングラ語(パントマイムのようなもの)で交流を深めようというコーナー。
- あなたのアングラ語
- 視聴者から送られてきたアングラ語動画を見てユージンとセイコーが解読とアドバイスを行う。
- グラモンバトル番外編
- ユージンを強いグラモンファイターに育てる。
2004年度以降[編集]
- ホメ屋→ホメ屋Z
- あらゆる物を15秒でほめまくる。後継のホメ屋Zはほめ度が従来のホメ屋いわく"当社比1.5倍"だという。
- そのホメ屋Zの当社比とは、「30秒でほめて、2倍速」で放送するようになる。
- ビバ!叫び屋→ビバ!叫び場リターンズ(2006年度)
- ビバ!叫び場!の後継のコーナー。オープニングが簡略化されたが基本的には変わらない。
ビットランド[編集]
サイバー空間に浮かぶアイデアの都で、サイバー空間に残された最後の未開の地。サイバーエリア8526に位置する。 その空間に残された「ホストコンピューター(後に箱二郎と命名)」が選らんだセイコー、アイコ、ユウコの3人を呼び、アイディアで町を一から作って欲しいと依頼した。しかし実はビットランドは「バグ嵐」によって滅んだ国のデータ残骸のであった(第一回目など初期の放送で、背景も瓦礫の跡が見受けられた)。バグ嵐後はチョモランドマウンテンなどの地形ができ、氷河期を越えビットエンジン再起動後は、東京中心部を思わせる地形に変わり、サイド‐Bの舞台となる裏街も誕生している。リセット後は再び砂漠になる。後にリットル王子によるデータ残骸で作ったビットランドは空中に浮かび自転しているガラクタの寄せ集めのような形で、ミックス解凍後は寄せ集めデータが空中から落下し、立方体の空間になった。そして突如ビットランドが縮小し、1000個のアイディアを紹介したきっかけでビットバンとともに消滅する。
そして新たに「ビットワールド」として生まれ変わった。
2001年度に登場した建物など[編集]
- セイコーの家(最初期)
- セイコーたちがビットランドにやってきて、1番最初に作った建物。色は白く避雷針付のハニワがモチーフになっている。だが、イメージの完成直後、バグ嵐によって破壊される。
- ユウコアイコの家(最初期)
- ユウコとアイコの顔をモチーフにした家。セイコーの家同様、完成直後しばらくして、バグ嵐によって破壊される。相次ぐ破壊により箱二郎を問い詰めるとバグ嵐が原因だと語る。
- ライブハウス
- セイコーの家の次に作られた。音楽やお笑いのステージが行われている。
- 2002年度2学期の頃は建物ではなく飛行船になっている。
- ビットモンパーク
- かめっぷう、ユメレオン、エンジェルベアーなどのビットモンが生息していた。
- ビッ校
- ビットランドの学校。学校の名称はアイデアを募り、決定。校長によるダジャレの授業など、変わった授業が受けられる。
- チャイムは「♪タタンタ タンタン タンタンタン」というメロディを4回繰り返した後、「○時間目」と何時間目なのかがアナウンスされる。いずれも視聴者のアイデアと吹き込まれた声をもとに作られた。
- バグハグ大王により校舎の渦巻を利用され、回転した校舎から竜巻のバグ嵐を発生させ、ビットランドを壊滅状態に追い込ませた。
- 氷河期により凍結した際チャイム音声の「○時間目」部分が「授業中止」の音声になった。
- 2001年度のビッ校は柔軟な丸い渦を描き、地下世界での箱一郎の転送解凍では極端に細く渦を巻いていた。2003年度以降は、渦巻いてはいるが角ばった形になっている。
- 大反省の滝
- 悪事を行ったときにここで懺悔すれば許してもらえる。バグ嵐の犯人がかめっぷうだと考えていたが真犯人がいたとわかったときに3人が使用した。巨大バグ嵐以降はチョモランドマウンテンのふもとに存在した。氷河期が訪れた際、真っ先に凍った。凍った滝の氷を掘ると滝の裏から2つの暗号が出てきた。
- おいしい団子屋
- ビットランドオリジナルの団子を売るお店。団子のアイデアを募り、投票によって選ばれた上位3つの団子(ビットランドセット、ダンバナ、ぎょうざ八味団子)が実際に作られた。団子屋のお母さん(声は箱二郎)がひとりで店を切り盛りしている。
- 2005年度からは、なぜかおでん屋に変わり、アニメ(おでんくん)も上映するらしい。
- チョモランドマウンテン
- 7月の巨大バグ嵐によって誕生。外見は大きな長方形が山の形に寄せ集まった姿。
- 実はそれと同時にビットランドに地下世界が誕生しており、地下空間の中はチョモランドマウンテンの頂上の中だったことが判明。
- バグバグ大王によって改造され、ビットエンジンからバグ吹雪を起こす通気口が取り付けられた。
- 2003年度以降、山麓から頂上にかけて「回転高速(ジェットコースターのレール)」が通り、頂上にはビットエンジンが乗っかるようになった。ビットモンだけが入れる温泉が隠されているらしい。
- ビットヒルズ
- アイデアを採用された人が、自分のデザインした家を建てることができる場所。
- バグリン像
- ビットランドのモニュメントを作ろうとアイデアを募り、その後投票によって決定、生み出された。バグリンを察知すると足がゴトゴトと動き出す。一度、バグバグ大王が中に入り、空中に設置された温厚の素となる「太陽のかけら」を破壊した。
- はちみつ味の海
- はちみつの味がする海。「アクアビットモン」という生物が生息。
- バグ嵐によってできた大きな穴(バレーバレー)をどうしようかアイデアを募り、その中ではちみつ味の海が選ばれ、10月頃登場した。海岸沿いにDr.フグの墓がある。2002年初めにビットランドを襲ったバグ吹雪で凍結した際、海底からポットシップ号が発見される。
- 海水が甘くなったのは、甘い液体を出す昔のアクアビットモン「ハチミン」の増殖によるものとされる。その「ハチミン」は、大地震の影響で激滅、幻のアクアビットモンになったという。
- おそろしの森
- 森を1週間で作ることができる薬「育森剤」を使って作られた森。ここで恐ろしい事を考えると、実現してしまう森。ユウコがバグバグ大王のことを考えたこともあったが、夜に本当に戻ってきたバグリンやバグバグ大王が出現した。太陽のかけらもここの入り口に設置した。
- 音が鳴る道
- スイッチのようなものが点々と並び、それを踏むと音が鳴る。歩く人によって音色が変わるらしい。
- 勇気製作所
- 手をかざすことで自分に足りない勇気が分かり、それを作ってもらえる。2002年度の地下世界編のラストで箱一郎活躍の鍵をにぎる。
- ビット歴史館
- ビットランド創世記が置かれていた。登場直後、創世記を見る間もなく凍ってしまう。
- 2002年度夏のビッ会で、創世記のページのひとつから、箱一郎(BOXTYPE-01)と箱二郎(BOXTYPE-02)が兄弟であることが判明。
- 2003年度新旧ビットランドミックス以降は、ビットランド創設以前の歴史を見られる。ユメール王国の歴史もここに刻まれている。ユージンは、ミクを助けるためにユメール王国の歴史にアクセスした。
- "箱二郎SOSタイプ"や"ウワサの泉"が存在。
- ビットランド最終回でビットランド収縮のときに、歴史館も小さくなり、アブッチに踏み壊された。
- 思い出写真館
- 地下世界へ旅立つ直前、ビットランドでの思い出を振り返った。箱二郎は3人を見送った後、この写真館の前で凍結し、機能停止した。
2002年度に登場した建物[編集]
- 回転高速
- 2002年度ではビットランド中の移動手段の1つだったが、2003年度2学期以降はミックス解凍によりチョモランドマウンテンの上にあるビットエンジンに登るためのものになった。座席は寿司ネタであるが食べることができるが機能が停止してしまう。たびたびシブがき隊の「スシ食いねェ!」が流れる。
- グラシアム
- グラモンバトルが行われるコロシアム。スッポンの動作不良によりビットランドリセット後、3月まで残る。
- ビットシネマ
- ビットランドの映画館。2002年度は主に送られてきたパラパラマンガを紹介していた。2004年度は最初さびついていたが、ユウコが“魔法少女隊アルス”という新作アニメを見ると、さびが消えた。
- かめ家
- かめっぷうがやっている居酒屋。ダウンタウンにある。スッポンの動作不良によりビットランドリセット後、セイコーやユージンとともに3月まで残った。
2003年度に登場した建物[編集]
- ゆめりん
- ビットランドのアトラクション。観覧車のカゴの中に入ると、すぐに眠れて、いい夢が見られる。一周10分で3時間の睡眠を得られる。新旧ビットランドミックス前には電力不足で、データが空中分解したことがある。ミックス後は元通りに戻っていた。
- 2004年度には、ペット達に食べられて壊れたことも。2005年度にはキューブ型になり、ビットタワー建造後不在に。
- ホラーハウス
- 真夏に少しでも涼しくなろうというアイデアが集まっているアトラクション。新旧ビットランドミックス後は姿を消した。
- さかさまレストラン
- すべてがさかさまのレストラン。食べ合わせによってできたメニューが置いてある。
- ビッ会議事堂
- ビットランド全体の方針をビッ会議員の意見で決めている。
2004年度に登場した建物[編集]
- ほめ屋
- あらゆる物を15秒でほめまくる(コーナー)。後に1.5倍速や3倍速で紹介されるようになった。
- 叫び屋
- セイコーとユージンが視聴者から送られてきた理不尽な不満を代わりに叫ぶ(コーナー)。
- セイコーの家
- ジョブラウザーの検索結果を元にセイコーが自ら作った家で、メガネなどセイコーの特徴をつかんだ家になっている。
- 森屋(しんや)
- シンヤの仕事場。ビットランドを砂漠化から守るために植物を育てている。シンヤが畑仕事をさぼったため、畑がナマケダケに覆われたことがあった。
- ママ屋
- ユウコの家。ユウコの役目は突然やってきた謎の生物を育てる。後ほど、その生物は、「ハングリオーネ・タベリオン」(絶滅の恐れがあるサイバー空間の生き物。生後10ヶ月になると異常な食欲を発揮、何でも食い尽くす。)ということが分かり、「サイバー生物保護局」によって、「保護エリア914B」(タベリオンを保護する場所。植物の成長がとても速く、爆発的な食欲を満たすだけの豊富な食料がある。)に輸送された。
- ラブラブ弁当屋
- アイコの家。ビットランド住民(視聴者)が考えた弁当をアイコ自身が作って売っている。第1回ビッ会で決定。看板メニューは「恋がかなう!!ハート弁当」。食欲のないタベリオン「コッコ」のためにカプセル弁当を作ったことも。
- ミラクル謎店
- ユージンの仕事場。ビットランドのお土産を売っている。「カンフー植物」のせいで開店直後から大賑わいに。お土産第一号は「コッコのペットストラップ」。
- ビットモン神殿
- セイコーとシンヤがおそろしの森の奥で発見した場所。お役立ちビットモンを解凍させるのが役目。
- ロン毛神社
- ロン毛町の神社。ロン毛町祭りのために設立。ときどき「ワーワー和太鼓」が隠れている。
- アッパレ日本空中庭園
- ここへ来ると、誰でもダラダラした気持ちになってしまう。
- ただしその後、同じ内容で空中庭園ができている。
2005年度以降に登場した建物[編集]
- シンヤの別荘
- インスタントキューブで、元々セイコーの家になる予定だったが、シンヤが別荘として購入した物件である。
- ビットハウジング
- ビットランドの不動産会社。ビットランドはキューブドアのイトッチとアブッチが、売り上げノルマを達成させるために膨らませた100個のインスタントキューブでいっぱいになってしまった。その後、セイコーが「キューブに住みたい人を募集する」という提案を思いつき、キューブを活用させ、100個売り上げるために設立。社長登場後、不在になる。
- ビットタワー
- タナカとヤマネ(アンガールズ)が作り上げた2つのタワー。インスタントキューブをほとんど使用している。設計ミスで左側のタワーが傾き、巨大熱湯やかんの直撃で右側のタワーが傾いた。その後、アミューズメントパークとして使われた。社長登場後、ビットハウジング同様、不在になる。
- セイコーの家(キューブ型)
- 100個目のキューブ。工事中段階で、巨大やかんにより爆破。
- セイコーの家(マスターキューブ型)
- はちみつ味の海にあるが、それはマスターキューブだったため、社長が回収した。黒い点がいくつかあり、心正しき者がもてばビットキングに、悪しきものがもてばバグハグ大王に変化する。セイコーはその影響で奇妙な行動をした。
- ケメコハウス
- ケメコが登場していつの間にか建てていた。アイデア集計センターにもなっていて、アイデアの素の製造装置とも機能している。屋根には、怒りのあまり、巨大化した時に開いた穴を修理した跡がある。さらに、シンヤにアンテナを壊されたことも。「星座が見たい」という理由で、アブッチに天体望遠鏡を作らせたことがあった。ケメコフラワーガーデン(ケメコハウス前にできたケメコ専用のガーデン)もある。
- 空中庭園
- 何もしないで、ただ、だらだらをする事できる庭園。ただし営業時間が過ぎたら帰ることができなくなる。セイコー一行はだらけすぎてしまい一晩降りることが出来なくなってしまった。
ビットランド以外の世界[編集]
- チョビット自治国
- もともとリットル王子と執事のシンヤが住んでいた自治共和国。ビットランドの北東5200万光年に位置する。現在、リットルが国王となっている。2007年3月23日の放送でビットモン達がビットランド収縮時に移住された。その後、シンヤが財務大臣に任命されている。またその距離からビットバンには巻き込まれなかった模様。
- メケメケランド
- ケメコの故郷。守り神といわれる「エリン木」が存在し、アイデアの素で成長している。
- サイバー生物保護エリア914B
- ハングリオーネタベリオンの保護エリア。ユウコ、アイコ、ユージンが滞在していた。ここでは植物の成長が普通のより速く、ハングリオーネタベリオンの食欲に対応できるだけの豊富な食料が用意できる。
- フォルテ王国
- 音波姫が住んでいる国。音の研究で有名である。
- サイバーエリア0108 フォルティッシモ大陸
- フォルテ王国が出来る前の戦国時代にあった大陸。ここで起きた戦争では初代フォルテ王が参加していた。初代フォルテ王は笑うと口から衝撃波を出しその力によって大陸を統制してきた。代々王家にはその力が伝わる。しかし王族は笑う事ははしたないとされ、笑うことが許されない。
- リアルワールド
- サイバー空間の外にある現実世界を指す。セイコー達が元々いた世界。それまでセイコー達はどのような生活をしていたのかは不明。
- また、スッポンによりビットランドが消滅した時に記憶をなくした状態で自動的に送られた世界。セイコー、アイコ、ユウコ、ユージンは家族として設定されていた。
- BIT TECHなどで度々訪れる。
ビットランドのエリア区分[編集]
2002年度[編集]
- ベイエリア
- 探偵シンが、かめっぷうを誘拐した場所。
- ダウンタウン
- 団子屋、かめ家があるエリア。
- 未開発エリア
- 2002年度に存在した、2チームに分かれて、アイデア採用を競い合うエリア。
※これを含め全8エリアあった。
2004年度[編集]
- ビットセントラル(セイコー)
- ビットランドの中心にあるエリア。チョモランドマウンテン、ビッ校、ビッ会議事堂、ホメ屋、叫び屋がある。
- ユーパーク(ユウコ)
- ビットランドのアミューズメントパーク。ママ屋、ゆめりん、ビットシネマ、ライブハウスがある。
- グータウン(アイコ)
- ビットランドの食べ物はここ。ラブラブ弁当、さかさまレストラン、団子屋、おでん屋がある。
- ほいっとガーデン(シンヤ)
- 緑あふれるエリア。森屋(しんや)、グラシアム、アッパレ日本空中庭園がある。
- ロン毛町(ユージン)
- 人情の町。ミラクル迷店、ビット歴史館、ロン毛神社がある。
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ビットモン[編集]
- ごうがい
- 号外になるようなニュースを知らせるビットモン。仲良くなると時価数千万の真珠をくれるらしい。
- ゴーストポストマン
- ビットランドの郵便管理をしているビットモン。お化けなので空を飛んだり、壁をすり抜けたりすることができる。一人称は「おいら」挨拶は顔文字付きの「オッス」。「~だぜっ」が口癖。本編でもたびたび登場しているがしゃべらない。好物は竜田揚げで苦手なものは無し。公式ホームページでは掲示板の管理もしており、掲示板ではよく「ゴスポスさん」とも呼ばれている。ビットランドのスタッフともつながりがある。ウェブでは掲示板インフォメーションで説明をしている。掲示板は書き込みによってゴーストポストマンが返事をくれる。当初の返事は短く淡々と書かれたり、返信コメントが無かったりしたが、後に掲示板を盛り上げるためか、コメントが少々長くなるようになったり、番組内容や身近な物の冗談を言うことが多くなった。
- 郵便配達や管理を任命されているが、一番得意なのは探し物であり、なくなったものを書いてポストに入れておくと、ありかを書いた手紙を返してくれる。らしい。紹介では「仕事を間違えたんじゃないだろうか」とつっこまれた。
- 天才ビットくんが番組終了しビットワールドに移行した以降も、長らく掲示板の管理を続けていたが、2016年3月25日をもって、郵便局での仕事をやめて家業のIT企業を継ぐという形で掲示板の管理を終え、2016年度4月から掲示板の管理はランたんが担当することとなった。
- ビットモンデュエルの紹介ムービーでは「天族」として扱われており掲示板でよく『ゴーストポストマンは登場しないの?』といった書き込みがあったが、本人曰く「戦うのは苦手」と発言しており本編の登場はしなかった。
- カライ・カレーイ
- 魚のカレイとカレーライスが合体したアクアビットモン。はちみつ味の海のカレー屋。料金は無料。
- たからばこフィッシュ
- 宝箱の形をしたアクアビットモン。ビット海賊団の宝が眠っている。
- ダンスクエスチョンズ
- 貝のアクアビットモン。双子であり、仲間を元気にするダンスを見せる。泳ぎながら「元気かい(貝)?」「幸せかい(貝)?」とクエスチョンを投げかける。
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死亡してしまったビットモン[編集]
- Dr.フグ(2001年 - 2002年)
- はちみつ味の海の中で他のアクアビットモンたちに自分のハリを使用し鍼治療を施していたが、バグ吹雪にて患者が急激に増え、自分の命よりも治療を優先し、ハリが無くなり死んでしまった。前述の通り栄誉を称え海の岸辺に墓が作られた。
昔いたビットモン[編集]
- ゆめれおん
- 未来を予知することができるビットモン。箱二郎が自分を犠牲にして地下世界に連れていきたいと言ったため、急遽地下世界への避難メンバーに抜擢される。ビットエンジンの発見に一役貸す。実はユメール王朝の夢神様であり、亀王朝時代から存在していた。
- かめっぷう
- 常に後ろ姿で高速移動する。亀王国時代から生息している(これは後付け設定ではなく考案者が設定したものである)。バク嵐の元凶と言われていたが無実だったと判明。後に謝罪を込めて地下世界への避難メンバーに入り、ビットエンジン発見の手がかりを掴む(地下世界ではぬいぐるみの姿になった)。ビットランドに戻ってきてからは「カメ屋」を経営していたが、シンに誘拐される。最終的に箱一郎と合体し、リセット装置「スッポン」に変化した。しかしその後、ビットエンジンに乗ってミクとともに彷徨っていたことが判明。新ビットランドの遺跡の謎を解く鍵になり、ミクとともに過去の世界に残った。亀王朝時代からスッポンの存在が危険視されており、それを恐れたバグバグ大王によって誘拐された。ゆめれおんとともに、ビットランドの発展に大きく貢献した。
- エンジェルベアー
- ハピリーという妖精を羽に持つビットモン。奇跡を起こしてくれると噂されていた。巨大バグ嵐によって崩壊したビットランドを救った。
- ドリルもぐの助
- 地面や壁をドリルで掘るビットモン。登場後すぐに起用され、ポットシップ号を発見するなど活躍する。地下世界への避難メンバーにも入るが、箱一郎から呼ばれると巨大化して登場した。
- はちみん
- 甘い液体を出すアクアビットモン。はちみつ味の海に住んでいて、この生物のせいで海の水が甘くなってしまったといわれる。昔の大地震のため絶滅した。
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枠内で放送されたアニメ[編集]
- ワンダーベビルくん(2003年度放送)
- 魔法少女隊アルス(2004年度放送)
- おでんくん(2005年 - 2006年度放送)
- 予見者(2006年11月3日放送)
- 第1回ビット文学大賞でグランプリをとった小説をアニメ化した短編作品。この小説の原作者はBN.ディケ。
Bレーベル[編集]
- ハピネス進化論 〜さなぎ編〜
- ハングリーキング
- 悲しみをぶっとばせ! 〜over the rainbow〜
- あいのうた 〜close to you〜
- GLORY DAYS
- 7daysよわむし
- 大好きだから
- ア・イ・ツ
- ハートビート・マーチ
- がむしゃらで行こう!
- 君とのキオク
- Rollin' Stars
- ライ’ム
CD[編集]
- 天才ビットくん 〜GLORY DAYS〜
- トイズファクトリー。2003年2月19日
- Bit Days 1(The Bittlesの楽曲)
- 2枚組。フレイヴァー・オブ・サウンド。2004年7月22日
- Bit Days 2(The Bittlesの楽曲)
- フレイヴァー・オブ・サウンド。2005年3月2日
ゲーム[編集]
スタッフ[編集]
- 「ビットランド」デザイン:小原秀一(2001年-2002年)、中山大輔[2](2002年-2003年)、二村秀樹(2003年-2005年)、野村和也(2005年)、STUDIO 4℃(2006年)
- CG制作:STUDIO 4℃、Sewedi[3](2001年-)
- 「グラモンバトル」システム制作:ガラクタスタジオ
- 「ビットモンデュエル」CG制作:スタイラス[4]
- 「ビットメン」「ビットメンG」制作:AC部
- 制作協力:DIRECTIONS
- プロデューサー:長江 努(2001年-2007年)
- 制作統括:野上純一(2001年-2002年)、石原真(2002年-2003年)、亀谷精一(2003年-2006年)、廣岡篤哉(2006年-2007年)
- ナレーション:玄田哲章
- オープニングテーマ制作:ヲノサトル[5](2001年)、ya-to-i(2002年)
脚注[編集]
- ↑ 放送ライブラリー program番号:141371
- ↑ 2002年4月5日から7月26日放送分までは「地下ワールド」デザイン
- ↑ 1981GHD
- ↑ スタイラス株式会社-業務内容
- ↑ ヲノサトル | SOUNDTRACK
参考文献[編集]
- NHK天才ビットくん / ビットランドタイムス - (2001年7月6日号 - 2005年3月合併号より引用、2013年5月25日アーカイブ分)
関連項目[編集]
- 天才てれびくんMAX ビットワールド - 2007年4月からの後番組。
- 金曜かきこみTV - 2004年4月から2007年3月まで放送直後の番組案内枠で共同で番組宣伝、後続番組。
外部リンク[編集]
- 天才ビットくん公式サイト ウェイバックマシン(2013年7月28日アーカイブ分)
- BIT TECH(2014年3月11日アーカイブ分)
- ビットワールド
- 明和電機
- AC部コミュニサイト
- 天才ビットくん 〜GLORY DAYS〜 - 「GLORY DAYS」公式ページ(ウェブアーカイブによるキャッシュ)
- ビットルズ Bit Days1 - ビットルズ公式ページ(ウェブアーカイブによるキャッシュ)
- 天才ビットくん - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
NHK教育テレビ 金曜18:00 - 18:25 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
天才ビットくん
(2001年度 - 2002年度) |