円教寺大講堂

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円教寺大講堂(えんぎょうじだいこうどう)は、兵庫県姫路市書写の仏堂。重要文化財。

桁行七間、梁間六間、重層一階、入母屋造、本瓦葺で本堂に相当し、常行堂および食堂とコの字型に並ぶ三つの堂を形成する。寺記によれば鎌倉時代末の元徳3年(1331年)に雷火で五重塔、常行堂、食堂、経蔵とともに罹災したと伝わる。墨書銘によれば、現在のものは下層は永享12年(1440年)、上層が寛正3年(1462年)に完成したが、全体の整備は文明年間(1469年-1487年)と推定されている。旧国宝に大正2年(1913年)4年14日指定された。