八坂神社本殿 (白山市)

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

八坂神社本殿(やさかじんじゃほんでん)は、石川県白山市白峰ロの社殿。白山市指定文化財。

桁行3間、梁行2間、単層、入母屋造、平入で、主屋根と棟を直交させた千鳥破風を造り、向拝は一間で軒唐破風が付く。元は杮葺きでケヤキ材を使用し、正面扉には転宝輪と黒百合の半肉彫り、両側面板壁に幾何学模様の繊細な線列を施す等、高水準の装飾を随所に見ることができる。造立時棟札により、文政4年(1821年)旧暦3月21日に手斧始め、同年7月20日に立柱、翌文政5年(1822年)旧暦3月7日に上棟したことがわかり、永平寺門前大工の玄之師達が棟梁となった。昭和39年2月21日市の文化財に指定された。現在屋根の上部を除き本体が覆屋の中に納められており、外部から見学することはできないが、建仁寺流和様の発展した技法により造られた、化政期の特色を持つ社殿であるといえる。