世界変動展望

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世界変動展望(せかいへんどうてんぼう)は、研究不正を追及する匿名サイトである[1]。Twitterでは世界変動展望著者(せかいへんどうてんぼうちょしゃ)と名乗る[2]白楽ロックビルは個人が運営していると推定している[3]

2014年のSTAP細胞事案の際に世界変動展望のブログがしばしばメディアで取り上げられ、11jigenとともに研究不正追及の代表的人物として報じられた[4][5]。STAP細胞事案以降、現在でも研究不正追及活動を行っている[3]

概要[編集]

ブログ(goo blog)やTwitterを用いた活動を行っている。研究不正追及に関する記事が多いが、音楽や相撲、将棋などに関する記事も掲載されている。

情報発信方法の特徴[編集]

不正当該研究者を被写体とする写真やウェブサイトをリンクする。写真やウェブサイトには、不正当該研究者のみならず不正該研究者の同僚や学生も一緒に写っている写真、当該研究者のFacebookやTwitterなどをリンクをする場合もある。当該研究者の所属機関に在籍する学生が、当該事案について発言したTwitterをリンクすることもある。これらは、当該事案関連記事やウェブサイトを含め、archive.isなどのWeb魚拓に保存している場合が多い。不正当該研究者のSNSからは当該研究者の家族関係や友人関係、職場関係が推察されうる可能性も否定できない。

研究不正事案について書いたブログ記事をTwitterでたびたびリツイートする。しかしながら取り上げ方やリツイート頻度は事案によって異なる傾向にある。

評価[編集]

世界変動展望の追及に対して、研究不正は違法行為ではないため当該研究者に対して過度な批判を行うべきではないという評価もある[6]

白楽ロックビルは、世界変動変動展望が、研究不正追及に特化した非常に活発な活動であると述べている(2016年1月19日時点)[3]。しかしながら、研究不正の調査や検討をする公的権限をもたない匿名の研究不正追及者の問題点も指摘している(実名をネットで公表すること、研究不正を誤認した場合の責任の所在など)。この点について白楽ロックビルは論文検証サイトの功罪に関する記事[7]水木楊の「報道刑」[8]などを引き合いに出しながら述べている。

2016年に刊行された黒木登志夫『研究不正』の中で、世界変動展望が1行だけ取り上げられている[9]

脚注[編集]

  1. http://blog.goo.ne.jp/lemon-stoism
  2. https://twitter.com/lemonstoism?lang=ja
  3. 3.0 3.1 3.2 [[1]]「1‐4‐7.日本の私的告発サイト」『研究倫理 白楽ロックビルのバイオ政治学』(2016年9月9日閲覧)
  4. [[2]]JCASTニュース「小保方論文「コピペ疑惑」、ネットが暴いた 「11jigen」「世界変動展望」…謎のブロガーが次々告発」(2014年3月18日)(2016年9月9日閲覧)
  5. STAP疑惑暴いたSNS“オープン”な破壊力、PRESIDENT 2014年4月14日号
  6. [[3]]「12月6日のtwitter」『5号館を出て』(2016年9月9日閲覧)
  7. [[4]]「山中伸弥教授会見 論文検証サイトの功罪」(MSN産経ニュース.2014年4月28日)(2016年9月9日閲覧)
  8. [[5]]「「報道刑」のいやな感じ 法治国家ではなく「報治国家」になってしまう」『来栖宥子★午後のアダージォ』(2016年9月9日閲覧)
  9. 黒木登志夫『研究不正』(中央公論新社、2016年)、226頁

関連項目[編集]

外部リンク[編集]