コービー・ブライアント
選手情報 | |
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英字表記 | Kobe Bean Bryant |
生年月日 | 1978年8月23日 |
出身地 | ペンシルベニア州フィラデルフィア |
没年月日 | 2020年1月26日 |
ポジション | |
代表チーム | |
アメリカ合衆国 |
コービー・ブライアント(Kobe Bean Bryant、1978年8月23日 - 2020年1月26日)は、アメリカ合衆国のバスケットボール選手。ペンシルベニア州フィラデルフィア出身。NBAのロサンゼルス・レイカーズ一筋で活躍した。ポジションはシューティングガード。身長198cm、体重96.2kg[1]。極めて高い確実性から、狙った獲物は99.9%の確率で仕留めると言われている世界で最も危険な猛毒蛇の一種「Black Mamba (ブラックマンバ)」の愛称を持つ。
略歴[編集]
17歳でNBA入りして以降は20年間にわたって名門ロサンゼルス・レイカーズ一筋でキャリアを過ごし、NBAチャンピオン5回、シーズンMVP1回、ファイナルMVP2回、NBA記録となる18年連続オールスターゲーム選出並びに、歴代最多のオールスターMVP4回に輝くほか、NBA歴代2位の1試合81得点の記録を持つなど、キャリア初期から大ベテランの域に入るまで、長年に渡ってリーグ最高の選手の一人として君臨し続けた、NBAを代表するスーパースターである。そのキャリアや「マンバメンタリティ」と称される様々な逸話から、バスケットボール界のみならず、各界の著名人からも慕われるなどカリスマ的な人気を誇った。
現役時代の背番号はシャキール・オニールとのコンビで若くして三連覇を達成した「8」と、成熟しチームリーダーとして二連覇を達成した「24」の2つの時代に分けられる。引退後にはロサンゼルス市がコービーに敬意を表し、現役時代の背番号を組み合わせた8月24日を「Kobe Bryant Day (コービー・ブライアントの日)」としてロサンゼルス市の記念日に制定した。またレイカーズは、同一選手に置いてNBA史上初となる二種類の背番号の永久欠番を発表した。
現役引退した2016-17シーズン現在、レギュラーシーズン通算33,643得点を挙げNBA歴代第4位。プレーオフ通算5,640得点を挙げNBA歴代第4位。また、オールスターでは通算290得点を挙げNBA歴代第2位に位置している。
父親は元NBA選手のジョー・ブライアントで、母親は元NBA選手ジョン・コックスの妹であるパミラ・コックス。彼の名前“Kobe”は、父ジョーのお気に入りだったアメリカの鉄板焼きレストラン「Kobe Steak House(神戸ステーキハウス)」に妻と行った際、“KOBE” (神戸)の名前の由来を店主に聞いた事をきっかけに、両親が名前を気に入って付けたものである。
2020年1月26日、午前9時過ぎ、ヘリコプターに搭乗してロサンゼルス郊外の空港を出発し、1時間後の10時頃に約100キロ離れたロサンゼルス西部の山に墜落して死亡した。41歳没。13歳の娘・ジアナのバスケットボールの試合に向かう途中であり、ジアナも父とともに死亡した。調査によるとヘリが雲を抜けようと高度およそ700メートルまで上昇した後、約360メートル急降下して山に墜落したという。衝突の危険を知らせる警報装置は装備していなかった。このヘリに以前乗っていた元操縦士によると、悪天候が事故につながった可能性が高いと見ている。警察のヘリですら、事故当時は濃霧のために運航を見合わせていたという。遺体は1月28日に収容された。
タイトル、記録など[編集]
記録[編集]
NBA記録
- 同一チーム最長在籍年数(1996-97シーズン〜2015-16シーズンまでレイカーズ在籍20年)
- レギュラーシーズン通算30,000得点+6,000アシスト達成
- 最多オールNBA1stチーム選出:11(カール・マローンと並ぶタイ記録)
- 最多オールNBAディフェンシブ1stチーム選出:9(他3名と並ぶタイ記録)
- 1クォーター最多フリースロー成功:14(他5名と並ぶタイ記録)
- プレーオフで年間600得点以上記録した連続シーズン数:3
- 最多クリスマスゲーム出場:16
- クリスマスゲーム通算最多得点:395
- オールスター連続選出回数:18
- オールスター先発出場回数:15
- 最多オールスターMVP受賞:4(ボブ・ペティットと並ぶタイ記録)
- オールスター通算最多フィールドゴール成功:119
- オールスター1試合最多オフェンスリバウンド獲得:10
- オールスター通算最多スティール数:38
- 自軍の1試合総得点における自身の得点の割合※:66.4%(122得点中81得点)
- 両軍の1試合総得点における自身の得点の割合※:35.8%(226得点中81得点)
- ※ショットクロック導入後
NBA史上最年少記録
- 史上最年少スラムダンクコンテスト優勝:18歳と175日
- 史上最年少オールスター先発出場:19歳と175日
- 史上最年少オールNBAディフェンシブチーム選出:21歳と251日
- 史上最年少通算得点到達
- 32,000:36歳と87日
- 33,000:37歳
NBA史上最年長記録
- 34歳以上で40得点10アシスト以上を記録した連続試合数:2
- 34歳以上で30得点以上を記録した連続試合数:10
- 36歳以上で1試合30得点10アシスト10リバウンド以上を記録
- 37歳以上で1試合60得点以上を記録
レイカーズ記録
- 最多得点記録(レギュラーシーズン)
- 通算:33,643
- 年間:2,832
- 1試合:81
- ハーフ:55
- クォーター:30
- 月間1試合平均:43.4
- 最多得点記録(プレーオフ)
- 通算:5,640
- 年間:695
- オーバータイム:12
- キャリア通算60得点以上を記録した回数(レギュラーシーズン):6
- キャリア通算50得点以上を記録した回数(レギュラーシーズン):27
- キャリア通算40得点以上を記録した回数(レギュラーシーズン):125
- キャリア通算40得点以上を記録した回数(プレーオフ):13
- キャリア通算30得点以上を記録した回数(プレーオフ):88
- 1シーズンで50得点以上を記録した回数:10
- 1シーズンで40得点以上を記録した回数:27
- 50得点以上を記録した連続試合数:4
- 40得点以上を記録した連続試合数:9
- 35得点以上を記録した連続試合数:13
- 20得点以上を記録した連続試合数:62
- 月間1試合平均得点で平均40得点以上を記録した回数:3
(その他のレイカーズ記録)
- 最多通算試合出場
- レギュラーシーズン:1,239
- プレーオフ:220
- 最多フィールドゴール成功
- レギュラーシーズン
- 通算:11,024
- ハーフ:18、クォーター:11
- プレーオフ
- 通算:2,014
- 最多3Pシュート成功
- レギュラーシーズン
- 通算:1,637
- 1試合:12、ハーフ:8、クォーター:6、連続:9
- プレーオフ
- 通算:292
- 最多フリースロー成功
- レギュラーシーズン
- 通算:7,932
- ハーフ:16、クォーター:14、連続:62
- プレーオフ
- 通算:1,320
- 1試合:21、クォーター:11
- 最多スティール
- レギュラーシーズン
- 通算:1,828
- ハーフ:6
- プレーオフ
- クォーター:3
その他の業績[編集]
- 「Sporting News」&「TNT」、2000年代(2000〜2009)NBA最優秀選手選出
- 北京五輪&ロンドン五輪、金メダル獲得
- アメリカ代表として出場した国際試合無敗(31勝0敗)
脚注[編集]
外部リンク[編集]
- コービー・ブライアント公式サイト(英語)
- Kobe Bryant(@kobebryant) - X(旧:Twitter)(英語)
- Kobe Bryant (@kobebryant) - Instagram(英語)
- Kobe Bryant - Facebook(英語)