エチゴウサギ(Lepus brachyurus etigo)とは、ウサギの一種である。現在ではトウホクノウサギと同亜種とされる。
阿部余四男が1918年に記載した。1910年代に記載された最後の日本産哺乳類である。
本州にいる冬毛が白いウサギはユキウサギとされていたが、阿部はそれをエチゴウサギとした。
然し、本州のウサギはホリスターがLepus brachyurus angustidens (トウホクノウサギ)として記載しており、ジュニアシノニムとされる。