レ・ドゥック・アイン

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レ・ドゥック・アイン黎德英1920年12月1日 - 2019年4月22日)は、ベトナム政治家。元国家主席。名の表記にはレ・ドク・アインともいわれる。

経歴[編集]

ベトナム中部のトゥアティエン・フエ省出身。1945年に軍人となり、以後経歴を重ねてベトナム戦争後の1979年からベトナム軍のカンボジア派遣軍司令官に就任してカンボジア侵攻を指揮する。1987年から1991年まで国防大臣を務め、1992年から1997年まで最高指導者であるベトナム共産党書記長に次ぐ役職である国家主席を務めた。改革・開放路線いわゆる「ドイモイ(刷新)」の下で安定的な発展に寄与し、1997年の主席退任後も軍を中心にして大きな影響力を保持していた。

2019年4月22日、病気並びに老衰により、首都ハノイ自宅で没した。98歳没。