テキストエディタ

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テキストエディタ(英:Text editor)とは、直訳すると「テキストを編集するアプリケーション」である。

概要[編集]

コンピュータ上のテキストファイル(装飾などのない文字だけを記述できるファイル)などを開き、または新規作成し、編集・保存できるアプリケーションソフト。
かつてラインエディタというラインプリンタを出力装置として作製されたものもある。その後表示装置の進化によって廃れたが。

「テキスト」とは文章を指す訳だが、太文字や色付き文字などの装飾が無いぶん、ワープロソフトに比べると動作が軽くて扱いやすい(装飾付きの文書ファイルを、テキストファイルと比較してリッチテキストとかハイパーテキストとか呼んだりするらしい)。またプログラミング初学者がソースコードを記述する際にも用いられることがある。大抵のアスキーファイルであれば開けるため、設定ファイルの変更などにも使える。

もっとも有名なテキストエディタは、Windowsに標準で搭載されている「メモ帳」が挙げられる。もっぱらテキストファイルを表示・編集する機能に特化しているもので、対応しない改行コードがあるなど使いにくい点もあるが、まあWindows環境であればほぼ無条件で使えるのは何かと便利ではある。ただし、フリーで使える高機能なテキストエディタに触れると、もうメモ帳には戻れない。

で、そのフリーで使える高機能なテキストエディタとやらがメモ帳と何が違うかというと、まあ文字通り機能の多さが違うんだけど、どんな機能があるかを以下に挙げる。

  • 行数の表示 - なっっっっっがい文書でも何行くらいあるか分かれば全体を見通せるよ
  • 指定文字数で自動改行 - 表示上の改行位置を指定できるよ(左端から40文字で改行とか)
  • 検索・置換 - 文書の中から探したい単語を検索したり、それを置換して一気に誤字を直したりとかできるよ
  • Box選択 - 矩形選択って呼ぶ人もいるね 横だけじゃなくて縦にもドラッグして四角い形に選択できるよ
  • 指定文字コードでの保存 - Shift-JISとかUTF-8とか気にする人はこれが無いと死んじゃうよ
  • 全角スペースと半角スペースと改行も明示的に区別して表示する機能 - 全角スペースがあると死んじゃう人もいるよ
  • シンタックスハイライト - ソースコードを開いたときに特定の命令文に色がついて分かりやすくなるよ
  • マクロ・スクリプト機能 - 独自のプログラムを記述することで、自動入力したり、他のアプリと連携したり。上級者向け機能だけど、身につければもはや出来ないことはないよ

これらを全て使う必要がなくても、機能のON/OFFを選択できるため、なんだかんだ便利。

代表的なテキストエディタ[編集]

Atom
つい最近開発停止した元覇権エディタ[要出典]。どちらかといえばIDE(統合開発環境)寄りの性能で、スキンや拡張機能を追加して自分好みのエディタに出来る。
Microsoft Visual Studio Code
群雄割拠のテキストエディタ界隈に彗星のごとく現れた、現代のスタンダードエディタ。Atom同様IDEのような使い勝手で、一時期はAtomと人気を二分していた。最近はコードエディタという面ではこちらが覇権を握っているらしい[1]
サクラエディタ
結構人気がある[2]ショートカットキーとか使い慣れると早い。
TeraPad
古参のエディタとして有名。つい最近、10年ぶりのアップデートが来たらしい[3]メモ帳と比べるとやっぱり使いやすい。ポータブルアプリケーションなのでUSBメモリとかに入れて持ち運べる。オフライン環境に持っていくときも便利。
秀丸エディタ
禿丸エディタだと思ってた時期がありました。シェアウェアのテキストエディタで、こちらもWindows以前からの老舗。有料ながら根強い人気を誇る。姉妹品として秀丸メールも。
Notepad++
爆速起動&プラグインの自由度の高さが売り。Windows標準の「メモ帳」の延長線上的な立ち位置を想定して作られているため、全体的に使い勝手がよい。
MKEditor
一太郎のように縦選択による編集ができる。
Emacs
MIT においてLISP1.5用に開発されたエディタであり、「TECO(テキスト・エディタ・コンラ)」という仮想言語うえに実装されている
UNIXLinux系での定番エディタの一角。CtrlまたはMeta(AltまたはEsc)を押しながら○○の操作が充実し過ぎて左小指が逝く。強力過ぎるEmacs LISPスクリプト機能により、メール送信からテトリスまで何でもござれ。きのこたけのこ戦争みたいに冗談半分でviとエディタ戦争を続けている。
vi、Vim
UNIXLinux系での定番エディタの一角。Windowsメモ帳のように、かなり小規模なUNIX系システムでもviだけは入っている。他エディタとは操作が全然違い、慣れるまでかなりキツイが、一旦慣れればかなりの入力速度を得られる。中毒者はむしろvi操作が出来ないとストレスを感じるほど。viとは別の作者がviを魔改造してVimが誕生。
AkelPad
ロシア製のフリーのエディタだが、日本語にも対応している。フォントやレイアウトを比較的自由に変更できる他、マルチウィンドウも可能。
EmEditor
Windows用老舗エディタ。当初フリーソフトとして公開、その後別途シェアウェア版が公開、さらにその後フリー版は商用利用禁止へ。充実機能と軽量化の両立を図り続けている。巨大ファイルの取り扱いには定評がある。最近値上がりしてしまい、結構高い…。
MIFES
「マイフェス」。MS-DOS時代から続く老舗のシェアウェアWindowsエディタ。プログラミング用エディタとして息が長く、最近もGitクライアントの統合など強化が続いている一方、文書作成としての機能も徐々に充実してきている。
gedit
GNU謹製、GNOMEデスクトップ環境(Linuxの定番GUIインタフェース)における標準エディタ。Windowsメモ帳に似たキーボードショートカットを備えつつ、シンタックスハイライトを備える、プラグインで機能許可できるなど、メモ帳より一回り高機能。
Xed
geditの少し古いバージョンから派生。特定のデスクトップ環境(暗にGNOMEのことを指している)に依存しないアプリ群を目指してLinux Mintチームにより編み出された「X-Apps」のひとつ。何だかんだgeditと謙遜ない機能。
SPE
Linuxで使える。「Stani's Python Editor」の略。
紙とペン
文字の配置場所を自由に選べるほか、環境依存文字や略字も自由に書ける。
DEATH NOTE
死神が使うと言われるテキストエディタ。入手ルートや素材などの詳細は不明だが、サイズはA4らしい。
ウィキペディア
ブラウザ上で使えるテキストエディタ。ダウンロードしてインストールする手間が省ける上に、適当に書いておけば誰かが加筆してくれる機能付き。検索エンジンにも載ったりするので何かと便利で、特筆性の観点とかで勝手に削除される機能や、「要出典」とか「対話拒否はやめてください」などと対話してくる機能も付いている。無期限ブロックを受けるとテキストエディタとして使えなくなるというおまけ付き。一旦使い慣れるとアンサイクロペディアエンペディアといった過疎ペディアという高機能エディタも便利に使えるようになる。
その他
なんか挙げたいのあったんだけど名前忘れた。

脚注[編集]

関連項目[編集]

Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちがテキストエディタの項目をおカタく解説しています。